放射線量を測定できる「ガイガーカウンタ」が三月兎2号店や三月兎3号店、SOUTHTOWN 437などの雑貨系ショップで販売された。販売されたのは中国製の「JB4020」で、実売価格は52,500円。
ショップによっては測定デモも行っていたが、販売を始めた25日(金)以降、「多数の問い合わせがあった」(ショップ)そうで、翌日には複数のショップで完売。26日(土)に在庫を確認できたのはSOUTHTOWN 437のみとなっていた。次回入荷については、「同じ製品かどうかは不明だが、同種の製品が4月に入荷する見込み」(三月兎2号店)という。
●200マイクロシーベルト/時まで計測可能
今回販売を行ったショップは、いずれも多種多様の雑貨を販売することでも知られているが、ガイガーカウンタを扱うのは初めてとのこと。
ガイガーカウンタとは放射線量の計測機器で、JB4020では0.01~200マイクロシーベルト/時の放射線量を計測できるほか、最大999.99マイクロシーベルトまで蓄積量をカウントできるという。
また、測定値が任意の値を超えた場合などにブザーや振動で知らせるアラーム機能も装備。なお、測定範囲を超えた場合はブザーが鳴るとともに「OVER」と表示されるという。
こう聞くと何か穏やかでない印象も受けるが、機器自体の見た目はごく一般的なテスターといったところ。本体表面には放射線量などを表示する液晶画面や「POWER」「MODE」「RESET」の3つのボタンを備えるのみというシンプルなデザインで、MODEボタンを押すと放射線量、蓄積量の表示切り替えなどができる。
電源は単3形電池2本(別売り)。付属品は中文マニュアル、日本語マニュアルなど。ただし、日本語マニュアルについては翻訳が不完全な部分も多く、ショップは「あくまで参考に」としている。
□JB4020(上海精博工貿)
http://www.jbdns.com.cn/product/html/?94.html
[撮影協力:三月兎2号店]