デュアルコアのTegraを搭載したMotorolaのスマートフォン「ATRIX」が店頭販売された。
販売されているのは米国版の「ATRIX 4G」。実売価格は84,500円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。ただし、25日(金)までに完売。次回入荷については特に告知されていない状態だ。
●CPUはNVIDIAのTegra
クロック1GHz
ATRIXは、CPUにデュアルコアのTegra(クロック1GHz)を搭載するハイスペックのスマートフォン。Tegra搭載製品についてはこれまでにタブレット端末が店頭に登場しているが、スマートフォンは初めてだ。
OSにはAndroid 2.2を、ディスプレイには4インチのタッチ液晶(960×540ドット)をそれぞれ採用。液晶には傷などが付きにくいという強化ガラス「Gorilla Glass」を用いている。また、メモリ容量は16GBで、microSDカード(最大32GB)も装着できる。
主な搭載デバイスや機能は無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n)、Bluetooth 2.1+EDR、500万画素カメラ(本体裏面)、30万画素Webカメラ(本体前面)、720p動画撮影、AGPS。データ通信はWCDMA、GSM、HSDPAなどに対応する。
なお、同店によれば今回の製品は「SIMロックされていない」とのこと。対応言語は英語、スペイン語、フランス語で「日本語化は別途自己責任で」としている。法的に国内利用できるかどうかを含め、利用へのハードルはなかなか高い状態といえそうだ。