Intelの新型SSD「320」シリーズが12日発売、店頭デモも開始、X25-Mの後継品、最大容量600GB
[4/2号]
※(4/1更新)製品写真を追加、店頭デモ予定/ベンチマークなどを追記
※(3/31更新)入荷日判明、モデル数、予告店追加。

25nmプロセスのNANDフラッシュを採用したIntel製SSDの新製品「320」シリーズが近く発売される見込みだ。大容量の600GBモデルも用意されている。

予告しているのはツクモ各店とドスパラパーツ館。各ショップとも予約受付中で、2.5インチタイプの40GBから600GBまで全6容量/11モデルが入荷する見込みという。予価は40GBが約8千円、80GBが約1万5千円、120GBが約1万9千円、160GBが約2万7千円、300GBが約4万7千円、600GBモデルが約10万円。

入荷日に関してはTSUKUMO eX.が「4月12日(火)」と告知している。同店では店頭デモも2日(土)から実施するという。

●バリュー向けの新型SSD
3Gbps対応だが省電力化、フラッシュメモリは25nm版

320シリーズは同社がバリュー向けと位置付ける3Gbps SATA対応のSSD。6Gbps SATAに対応した上位製品の510シリーズよりデータ転送速度は低いものの、510シリーズより進んだ25nmプロセス製造のNANDフラッシュメモリ(MLCタイプ)を採用しており、省電力化も実現しているのが特徴だ。

消費電力はアクティブ時150mW、アイドル時100mW(510シリーズはそれぞれ380mW、100mW)。

データ転送速度は容量によって異なり、シリーズで最も高い600GBモデルについてはシーケンシャルリード270MB/s、シーケンシャルライト220MB/s、ランダム4KBアクセス性能がリード39,500IOPS、ライト23,000IOPSとしている。

他のモデルのシーケンシャルアクセス速度は、40GBがリード200MB/s、ライト45MB/s、80GBがリード270MB/s、ライト90MB/s、120GBがリード270MB/s、ライト130MB/s、160GBがリード270MB/s、ライト165MB/s、300GBがリード270MB/s、ライト205MB/s。

なお、2.5インチタイプのほか1.8インチタイプもあり、容量は80GB、160GB、300GBの3モデルがラインナップされている。

[以下、4月1日追加分]
ちなみにTSUKUMO eX.(6F)では2日(土)から店頭デモも実施予定。既にサンプルの600GBモデルが入荷しており、IntelのX58マザーボード、「X58SO」と組み合わせた状態でのベンチマークも行っている。


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