国内未発売の「PlayStationケータイ」が直輸入で発売、Xperia neoも同時入荷
[4/2号]
国内未発売の“PlayStationケータイ”ことSony EricssonのAndroid搭載スマートフォン「Xperia PLAY」が直輸入で登場、複数のショップが販売した。

実売価格は84,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。ただし、2日(土)までに完売、「次回入荷は未定」(ショップ)という。

●ゲームパッド一体型のスマートフォン
プリインストールゲームあり

Xperia PLAYは初代PlayStation(以下PS1)のゲームソフトも配信されるという、ゲームプレイに特化したスマートフォン。本体サイズは携帯ゲーム機の「PSP go」とほぼ同じ幅119×高さ16×奥行き62mmで、スライド式の筐体に方向キーや「△○×□」ボタンなどのゲーム用コントローラを備えるといったデザインもPSP goに近いものだ。

本体にはいくつかのゲームがプリインストールされており、購入後すぐにプレイが可能。同店で確認したところ、PS1ゲームは「クラッシュ・バンディクー」の1本のみがインストールされており、他にも「Xperia PLAY」メニューから「Star Battalion」など複数のゲームがプレイできた。パフォーマンスに関しては、コントローラの操作時にタイムラグが発生するといったこともなく、快適にゲームプレイが可能だ。

なお、PS1ゲームは当然コントローラのみの操作になるが、Xperia PLAYメニュー内のゲームはコントローラでの操作に加え、タッチ操作でゲーム中の視点切り替えなどが可能。ホームボタンを押すとゲームがポーズ状態になり、Android端末として使えるようになる。

なお、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)のネットワークサービス「PlayStation Network」では、2011年内にAndroid端末向けのゲーム配信が開始される予定だ。

液晶画面はマルチタッチ操作に対応し、画面サイズは4インチ(854×480ドット)。無線LAN、Bluetooth、5.1メガピクセルカメラなどの機能のほか、コミュニケーション機能としてビデオチャットやTwitter、Facebookなどのアプリも搭載している。

対応通信方式はGSM/GPRS/EDGE、UMTS/HSPAなど。本体メモリは400MBで、最大32GBのmicroSDカードが装着できる。搭載OSはAndroid 2.3。

ただし、今回の製品は海外版のため、同店は「国内での無線LANは使用できない。ゲーム配信サービスが利用できるかどうかも不明で、これらに関する質問も受け付けない」としている。なお、UIなどは日本語で表示されることが確認できた。


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※上記価格は編集部独自調査によるものです。この価格で販売されることを保証するものではありません。
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