H8QG6+-FはSocket G34タイプのCPUソケットを4基備えたマザーボードで、12コアのOpteron 6100シリーズを4個搭載することで48コア構成を実現できるハイエンド仕様が特徴。4基のCPUソケットに加え、32基ものDIMMスロットが並ぶという基板レイアウトも壮観。
複数のCPUが搭載できるOpteron 6100シリーズ対応マザーとしては、2-way対応の同社製「H8DGU-F」やASUS製「KGPE-D16」といった製品を店頭で確認しているが、4-way対応製品は今回が初めて。
ただし、フォームファクタは標準的なATXではなく「SWTX」という特殊タイプ。H8QG6+-Fの基板はサイズが419×330mmという大きなもので、PCケース選びには注意が必要だ。なお、同店は「収納可能なケースは取り寄せになる」としている。ちなみに、CPUは「在庫があるものもあるが、4つ在庫あるものはない」(同店)そう。実質的にこちらも取り寄せ扱いということになる。
搭載チップセットはAMD SR5690/SP5100。拡張カードスロットはPCI Express x16スロット1基のみを備える。DIMMスロットは32基(DDR3メモリ対応)で、Registered/ECCメモリの場合は最大512GB、Unbufferedメモリの場合は最大128GB搭載できるとしている。
主な搭載機能はVGA(Matrox G200チップ、ビデオメモリ16MB)、Gigabit Ethernet(2ポート)、IPMI、3Gbps SATA(6ポート、RAID 0/1/10対応)、6Gbps SAS(8ポート、RAID 0/1/10対応)。
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