触れるだけで押下できる親指サイズのキー入力デバイス「BitTouch」がビット・トレード・ワンから発売された。実売価格は1個2,880円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
まったく無音で操作できること、サイズが小さいことから、キーボード脇に配置するサブキーとして使ったり、「隠しボタン」として活用するなど、工夫次第で様々な使い方が考えられそうだ。
●完全無音の1キースイッチ、入力内容はカスタマイズOK
この製品は、静電容量式タッチセンサーを内蔵した親指サイズの入力デバイス。外見は「USBコネクタ付きの麻雀牌」で、サイズは幅30×高さ18×奥行き20mmほど。
入力スイッチとしてはタッチセンサー×1のみのシンプルさだが、専用ソフトと併用することでPCの様々な操作をワンタッチで行なえるのが特徴。
具体的には、キーボードの任意のキー、マウスの左右クリック/ホイール操作/カーソル移動、ジョイパッドの上下左右移動・任意ボタン(1~12ボタン)などを専用ソフトで割り当て可能。割り当て内容はデバイス側に登録される構造だ。
また、設定が複雑になる代わり、マクロ入力をキーに登録できる専用ソフトも用意、さらにオンラインソフト「AutoHotKey」と組み合わせることで「Firefox起動キー」などを実現する方法も製品情報ページで解説されている。
また、タッチセンサーの感度調整も専用の設定ツールで行える。設定次第では、手を1cm程度に近づけただけでも反応する、といったことも可能という。PC1台への最大接続数は8個。設定ツールで個々に違った入力を割り当てるといったこともできる。
付属品はUSBケーブル(長さ1.5m)や装飾用のステッカー(12枚)。対応OSはWindows 7/Vista/XPで、64bit版での動作も確認済みという。