●停電時も内蔵充電池で光るLED電球
外して懐中電灯にも
SL-102は19個のLEDを内蔵した照明器具で、電灯のソケットに接続してLED電球として使えるだけでなく、内蔵バッテリーで点灯させることができるのが特徴。普段は照明として、停電時などは懐中電灯として、といった使い方も可能だ。
本体の側面には「AC」「DC」「OFF」の各モードに切り替えるスライドスイッチを装備。離れた場所から点灯をオン/オフできるワイヤレスリモコンも同梱されている。
操作方法を説明したマニュアルは付属していないものの、同店で試用したところ、「AC」時は懐中電灯のような動作(ソケットからの給電時は充電、給電のない場合は点灯)で、「DC」時は給電の有無に関わらず点灯(リモコンで操作可能)、「OFF」時は常時消灯モード、といった機能であることが確認できた。点灯時間は「おおむね12時間」(パッケージ)とのこと。
また、スイッチを「AC」または「DC」にしておくと、ソケット給電時はバッテリーへの充電が行なわれる。
ただし、本体サイズが120×120×130mmと非常に大きいため、一般的なLED電球に比べ、取り付けられる場所は限られそうだ。ちなみに、パッケージ写真では、ランプシェードなどを着けずに“裸電球”で使う例が紹介されている。
また、販売ショップによると口金は欧州仕様の「E27」とのこと。同店で試用したところ、一般的なE26口金のソケットに取り付けると、電球側の口金が全て収まらないものの使用することは可能だった。ただし、経済産業省の「白熱電球類の安全規定」では、E27の電球をE26のソケットで使用してはならないとされており、安全に利用するためにはE27のソケットなどが必要になると思われる。
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【2010年10月26日】ラブロス、普段は電球、緊急時には懐中電灯として使えるLEDライト(家電Watch)
http://kaden.watch.impress.co.jp/docs/news/20101026_402590.html
[撮影協力:SOUTHTOWN 437と三月兎2号店]