GeForce GT 520ビデオカードが発売に 29Wで5千円台
※(4/16更新)玄人志向、GALAXYからも発売
(4/15更新)Leadtek製品2種類も発売
(4/14更新)Palit製品も発売

GeForce 500シリーズの廉価モデル「GeForce GT 520」を搭載した製品が初登場、ZOTACやPalit、Leadtekなどのビデオカードが発売された。実売価格は5,000~6,000円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

GeForce GT 520は、NVIDIA製GPUのGeForce 500シリーズでローエンドに位置付けられる製品。3Dグラフィックス性能の指標となるテクスチャフィルレートが6.5billion/sと上位モデルよりかなり低い反面、省電力性は高く、搭載カードの最大消費電力は29Wとされている。

そのほかの主なスペックは、CUDAコア数48、対応メモリがDDR3 1,024MB(64bit幅)、クロックがグラフィック810MHz、プロセッサ1,620MHz、メモリ900MHz。

DirectX 11のほか3D Vision、PureVideo、HDMI 1.4aなどをサポートする点はGeForce GTX 550 Tiなどの上位モデルと同様。ただし、SLIや3D Vision Surroundはサポートされていない。

今回発売された製品はいずれもPCI Express x16対応のビデオカード。冷却システムはファンレスではないが、カードの厚さは1スロットサイズで、ZOTACとLeadtek、玄人志向、GALAXYの製品はLowProfileサイズの拡張スロットにも装着が可能だ。映像端子はHDMI、DVI、VGAを各1基備える。

なお、ZOTAC製品のメモリクロックはNVIDIAの公式スペックより低い800MHz(データレート1,600MHz)とされている。グラフィッククロックは810MHz、プロセッサクロックは1,620MHzで、いずれも公式と同じ。また、玄人志向の製品は逆にメモリクロックが低く、1.07GHzとされている。搭載メモリはDDR3 1GBの製品が多いが、Leadtekからは512MBタイプの製品も発売されている。


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※上記価格は編集部独自調査によるものです。この価格で販売されることを保証するものではありません。
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