公称550MB/sの超高速SSDがOCZから発売、現状最高速?
リード/ライト速度とも最高で500MB/s超を公称するOCZ製SSDの新製品「Vertex 3」が発売された。実売価格は120GBモデルが26,800円、240GBモデルが55,980円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

ただし、「価格表に出す前に売れていく」(ショップ)ほどの人気ぶり。見通しとしては「当面、少量ずつ継続的に入荷する」(オリオスペック)そうだが、当面は品薄状態が続きそうだ。

●公称リード550MB/sの超高速SSD

Vertex 3は6Gbps SATAに対応した2.5インチSSDで、シーケンシャル/ランダムアクセス性能の両方でIntel製SSD「510 Series」を上回るという高速性が特徴。240GBモデルではリード550MB/s、ライト520MB/s、ランダムライト(4KB)で60,000IOPSを公称する(値は6Gbps接続時、以下同じ)。

容量のラインナップは120GB、240GB、480GBの3モデル。240GBモデル以外の公称性能値は、120GBモデルがリード550MB/s、ライト500MB/s、ランダムライト(4KB)が60,000IOPS、480GBモデルがリード530MB/s、ライト450MB/s、ランダムライト(4KB)が40,000IOPS。

なお、ランダムリード(4KB)の性能値は480GBモデルが最高で、50,000IOPSとされている。120GBモデルは20,000IOPS、240GBモデルは40,000IOPS。

また、代理店のアスクは120GBモデルで実測したというベンチマーク結果を公開。それによれば、データ転送速度はシーケンシャルアクセス時でリード496.8MB/s、ライト169.4MB/s、ランダムアクセス(512K)でリード432.4MB/s、ライト169.4MB/sだったという(64bit環境でCrystalDiskMark 3.0.1を使用、デフォルト設定時)。

NANDフラッシュメモリはMLCタイプ、コントローラはSandforce製「SF-2281」を採用している。本体サイズは幅69.63×高さ9.3×奥行き99.8mm。付属品は3.5インチベイ搭載用マウンタなど。


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※上記価格は編集部独自調査によるものです。この価格で販売されることを保証するものではありません。
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