各モデルとも、3.5インチマウンタや電源ケーブルが付属するリテールパッケージと、SSDのみの茶箱入りバルク品の2種類が用意されている。
320シリーズは同社がバリュー向けと位置付ける3Gbps SATA対応のSSD。6Gbps SATAに対応した上位製品「510シリーズ」(2月発売)よりデータ転送速度は低いものの、510シリーズより進んだ25nmプロセス製造のNANDフラッシュメモリ(MLCタイプ)を採用しており、省電力化も実現しているのが特徴。
消費電力はアクティブ時150mW、アイドル時100mW(510シリーズはそれぞれ380mW、100mW)。
データ転送速度は容量によって異なり、シリーズで最も高い600GBモデルについてはシーケンシャルリード270MB/s、シーケンシャルライト220MB/s、ランダム4KBアクセス性能がリード39,500IOPS、ライト23,000IOPSとしている。
他のモデルのシーケンシャルアクセス速度は、40GBがリード200MB/s、ライト45MB/s、80GBがリード270MB/s、ライト90MB /s、120GBがリード270MB/s、ライト130MB/s、160GBがリード270MB/s、ライト165MB/s、300GBがリード 270MB/s、ライト205MB/s。
ちなみに、僚誌PC Watchのレビューによると搭載コントローラの型番はX25-Mと同じ「PC29AS21BA0」。今回の速度向上は、フラッシュメモリやキャッシュメモリの性能強化によると思われる。
□関連記事
【4月12日】Intel「Intel SSD 320」シリーズ ~X25-Mの後継モデルとなる第3世代SSD(PC Watch)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/hirasawa/20110412_438904.html
【2011年3月5日】インテル初の6Gbps SATA-SSDが発売、公称最大500MB/s
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20110305/etc_intel.html