20日(水)時点で販売を確認したのはSapphireの6製品で、実売価格は5,500~12,000円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
●Radeon HD 6000ファミリのローエンド品
1スロット仕様や2GBモデル、ファンレス品など
この3モデルはHD 6000シリーズにおいてHD 6790より下位のモデル。シリーズのリファレンス仕様では初の1スロットタイプで、最下位のHD 6450ではファンレスも実現されている。
HD 6670の主なスペックは、SP数480、テクスチャユニット数24、ROPユニット数8、対応メモリ容量がGDDR5 1GB、クロックがコア800MHz、メモリ1,000MHz、消費電力が最大66W、アイドル時12W。
HD 6570の主なスペックは、SP数480、テクスチャユニット数24、ROPユニット数8、対応メモリ容量がDDR3 2GB/GDDR5 1GB、クロックがコア650MHz、メモリ900MHz(DDR3)または1,000MHz(GDDR5)、消費電力が最大44W、アイドル時10W。
HD 6450の主なスペックは、SP数160、テクスチャユニット数8、ROPユニット数4、対応メモリ容量がDDR3 1GB/GDDR5 1GB、クロックがコア625~750MHz、メモリ533~800MHz(DDR3)または800~900MHz(GDDR5)、消費電力が最大18W(DDR3)または27W(GDDR5)、アイドル時9W。
今回発売されたSapphireの6製品は、HD 6670カードを除き搭載メモリのタイプ(DDR3/GDDR5)、または容量が異なる。6製品で最もスペックが低いDDR3メモリ512MB搭載のHD 6450カード「HD6450 512M DDR3 PCI-E HDMI/DVI-D/VGA」は、実売価格が5千円台中盤という安さも魅力だ。
HD 6450カードについては、前出の製品とDDR3メモリ1GB搭載の「HD6450 1G DDR3 PCI-E HDMI/DVI-D/VGA」はファンレスで、GDDR5メモリ512MBの「HD6450 512M GDDR5 PCI-E VGA/DVI-D/DP」は冷却ファンが装備。また、HD 6670/HD 6570カードはいずれも冷却ファンが装備されている。