ATX電源や2スロットビデオカードにも対応、さらに水冷キットのチューブを通せる穴も用意されている。実売価格は16,000円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。電源は非搭載。
●2スロットの大型カードやATX電源、水冷キットなどを搭載可能
ドライブも多数搭載可
Mini Tankはゲーム向けをうたったアルミ製のMini-ITXケースで、小型ながら高い収納力を持つのが特徴。
5インチ2基(1基は3.5インチ共用)、3.5インチシャドウ4基、2.5インチシャドウ2基の豊富なドライブベイを備えるほか、長さ340mmまでのビデオカード、高さ160mmまでのCPUクーラー、奥行き200mmまでのATX電源が搭載可能とされている。
ケースファンは前面140mm、上面140mm、背面120mmを各1基装備。また、水冷キットと組み合わせて使うことも想定されており、本体背面には冷却液のチューブを通せる穴が2ヶ所用意されている。
本体サイズは幅256×高さ320×奥行き400mm。本体前面にはeSATA、サウンド端子のほか2基のUSB 3.0ポートも装備されている(ピンヘッダ接続には非対応)。拡張カード用スロットは2基あり、最近主流の2スロットタイプのビデオカードも装着できる。
「Mini-ITXとゲーム」というと、やや違和感があるが、最近はMini-ITXでも上位CPUが利用できるマザーボードも複数発売されている。拡張性を重視しないならば、こうしたケースでゲーミングPCを自作してみるのも面白いかもしれない。
□Mini Tank(Cubitek)
http://www.cubitek.com/products/chassis/mini-tank/features.html
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【2010年3月20日】USB 3.0対応のMini-ITXケースが発売に
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20100320/etc_lianli.html
[撮影協力:テクノハウス東映とパソコンハウス東映とフェイス 秋葉原本店とツクモパソコン本店]