実売価格は10,290円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
●2個のモジュールを合体/分離して利用
iTwinはシンガポールのiTwin社が開発したファイル共有用のUSBデバイス。2つのUSBメモリの“お尻”同士を繋げたような外観もユニークだが、最大の特徴は2台のPCで簡単にファイル共有が可能になる点だ。
まず、初期設定として、ペアのiTwinを一体化した状態でパスワードなどを設定、その後iTwinを分離して2台のPCにつなげると、両PC間でネット経由のファイルのやり取りが可能になる。オンラインストレージのようにアカウントを登録したり、指定のアドレスにアクセスしたりといった操作は不要。物理的なデバイスがあるため、直感的とも言えそうだ。
使用時に必要な専用ソフトはiTwin内に収録されており、PCとの接続時に自動起動によるインストールも可能。ファイルのやり取りはWindowsのエクスプローラ上でドラッグ&ドロップすることなどで行なえる。
なお、データは暗号化される(AES 256bit)ため、公衆無線LANでも安全に使用できるという。また、外見はUSBメモリ風だが、USBメモリそのものの機能は備えていない。
本体サイズは8×21×90mm。本体の側面には通信状態を示すLEDが装備されている。対応OSはWindows 7/Vista/XPで、Macには非対応。
※記事初出時、価格表示に誤りがありました。お詫びして訂正させていただきます。(4/28 23:35更新)
□iTwin(エーディーディー)
http://itwin.add-soft.jp/
□iTwin
http://www.itwin.com/
□関連記事
【2011年4月7日】エーディーディー、インターネット経由でファイル共有できる「iTwin」を国内販売(PC Watch)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20110407_437941.html
【2011年2月28日】インターネット経由でファイルのやり取りを簡単にする双子のUSBキー「iTwin」(井上繁樹の最新通信機器事情/PC Watch)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/inoue/20110228_429521.html
[撮影協力:TSUKUMO eX.]