独自の高音質回路や徹底したシールドなど、同社ならではの仕様が特徴だ。
●Creative製サウンドチップを採用
アナログ回路はオンキヨー独自設計
SE-300PCIEは同社初のPCI Expressサウンドカード。採用するオーディオプロセッサは、Creative「20K2 X-Fi」で、Creativeのゲーム向け音響技術「EAX ADVANCED HD 5.0」をサポートするほか、ASIO2.0、24bit/192kHz出力(デジタル出力時は24bit/96kHzまで)などに対応する。
最大のウリは、高音質化を図る独自設計で、同社の最高級オーディオ製品にも搭載されているという独自回路「DIDRC」をアナログ出力に採用するほか、輻射ノイズなどからアナログオーディオ回路を守るという銅製シールドを搭載。さらに、PCからの供給電源をそのまま使用せず、高性能レギュレータによる電源回路で生成し直すことで、電源の安定供給を実現したという。また、アナログ出力ブラケットを接続する内部ケーブルにはフェライトコアまで装着されている。公称SN比は120dB。
カードサイズは幅25×高さ126.5×奥行き181mm。カード本体に加え、7.1チャンネル出力端子などを備えた別基板の「マルチ入出力拡張ボード」で計2基の拡張スロットを使用する。
カード本体の入出力端子は、アナログ出力(RCA、左右各1)、ヘッドホン端子(ステレオミニ)、デジタル光入力(角型)、デジタル光出力(角型)、デジタル同軸出力。
マルチ入出力拡張ボードの入出力端子は、フロントスピーカー出力、サラウンドスピーカー出力、センタースピーカー/サブウーファー出力、サラウンドバックスピーカー出力、マイク、ライン入力(全てステレオミニ)。