ミドルレンジのRadeon HD 6770と6750が発売
※(5/12 27:00)発売製品を追加。
(5/10 24:36更新)発売製品を追加。

ミドルレンジのRadeon HD 6700シリーズの下位モデル「Radeon HD 6770」「Radeon HD 6750」を搭載したビデオカードが初登場、Sapphireと玄人志向から計6製品が発売された。

発売されたのは、Sapphire製品がほとんどで、Radeon HD 6770がOCモデル「VAPOR-X」と、3画面出力モデル「FLEX」、そして通常モデル(実売価格14,000~16,000円前後)のSapphire3製品と玄人志向の通常モデル(実売価格12,000円)(いずれもメモリ1GB)。Radeon HD 6750がメモリ1GBモデル(12,000円前後)、512MBモデル(9,980円前後)の2製品(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

●Radeon HD 5770/5750ベースの小改良版
Blu-ray 3Dに新対応

Radeon HD 6770/6750は、それぞれRadeon HD 5770/5750の小改良版といえるGPU。コアの基本スペックは同様で、動画再生エンジンを改良、新たにBlu-ray 3Dに対応、HDMI出力も1.3から1.4aに向上している。

HD 6770の主なスペックはSP数800、テクスチャユニット数40、クロックがコア850MHz、メモリ1,200MHz(データレート4,800MHz)。HD 6750の主なスペックはSP数720、テクスチャユニット数36、クロックがコア700MHz、メモリ1,150MHz(データレート4,600MHz)。

今回発売されたSapphireの5製品は、いずれもカードの厚さは2スロットサイズ。FLEXを除く製品は、HDMI、DisplayPort、DVIを各1基備え、Eyefinityによる3画面出力に対応している。また、「FLEX」モデルについては変換コネクタによるものを含め、DVI出力×3での3画面出力も可能。

なお、HD 6750搭載モデルのメモリクロックは公式スペックより低い1,000MHz(データレート4,000MHz)になっている。また、OCモデルの動作クロックはコア860MHz、メモリ1,200MHz。


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