発売された製品はRAE SystemsのDoseRAE2。「個人の被爆量管理を主眼とした製品」(ショップ)だそうで、クリップで服などにとめられる厚手の計測カードと、充電/データ転送を行うUSBクレイドルがワンセットになっている。
PCとの連携については、アラーム値の設定などができるほか、30~3,600秒ごとにデータを記録、その推移をPCにダウンロードすることが可能。アラームに関しては音とLED、振動で告知する仕組みとのこと。また、PC接続時はその時点での線量がPC用ソフトに表示される。対応OSはWindows XP(SP2)/Vistaと記載されている。
ちなみにこの製品の搭載センサーはガイガー菅ではなく半導体ダイオードとシンチレーション結晶を使ったもので、計測できるのはX線やガンマ線とのこと。測定できる線量率範囲は0.01 μSv/時~10 Sv/時とされている。
なお、付属の日本語マニュアルによると「出荷時に校正(調整)されている」そう。マニュアルのサポート欄には「生命にかかわる状況については、営業時間外のサポートを行っています」という記載もある。
□関連記事
【4月8日】放射線を測定する使い捨てカードが販売中、4千円弱
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20110409/etc_xtsafety.html
【3月26日】ガイガーカウンタが雑貨系ショップで販売中
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20110326/etc_jbnds.html