Windows Home Serverの新バージョン登場、深夜販売も実施 ベースOSはWindows 7世代に
MicrosoftのSOHO/家庭向けサーバOS「Windows Home Server」の最新版「Windows Home Server 2011」が発売、21日(土)の0時からDSP版の深夜販売が行なわれた。

深夜販売では、購入希望者約60人がショップに来店。様子を見に来た関係者やメディアとあわせて100人近くが集まる賑わいを見せた。

また、今回発売されたのはDSP版で、販売はPCパーツとのセットのみ。

実売価格はUSBカードとのセット価格で12,798円など(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

●ベースOSが一新、64bit&Windows 7世代に
DLNAにも標準対応

Windows Home Server 2011(以下WHS2011)は、2007年9月に登場したWindows Home Server(以下WHS)の後継OS。WHSがWindows XP世代のWindows Server 2003をベースに開発されていたのに対し、WHS2011はベースOSがWindows 7世代のWindows Server 2008 R2へと進化、さらに対応環境は64bitのみとなった。

WHS2011ではファイル共有やバックアップ・リストアなどの基本機能に加え、DLNA互換のメディアファイル共有機能や、OSを含めたフルバックアップ機能、スマートフォン向けのリモートアクセス用UIなどを新たに搭載。ファイル共有では従来の「ワークグループ」に加え、新たに「ホームグループ」がサポートされている。一方、複数の物理ドライブを1ドライブとして扱える「Drive Extender」は廃止された。

また、パッケージにはOSのインストール用DVDとクライアントPCのリストア用CDの2枚が同梱されている。

ただし、ベースOSが進化したことなどに伴い、PCに要求されるスペックはWHSより若干高くなった。特に64bit対応CPU(クロック1.4GHz以上)や2GB以上のメモリが必要とされている点には、古いPCや低スペックのPCを使おうと考えているユーザーは要注意だ。インストールに必要なシステム要件の詳しい内容は同社Webサイトで確認できる。

なお、同社は6月30日(木)まで「Windows Home Server 2011 発売開始記念キャンペーン」を実施。DSP版WHS2011の購入者を対象に、抽選で「Xbox 360 4GB + Kinect」やOCZ製SSD「Vertex 3」、東芝製液晶テレビなどがプレゼントされる。


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※上記価格は編集部独自調査によるものです。この価格で販売されることを保証するものではありません。
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