モトローラが、同社のスマートフォン「ATRIX 4G」用に発売しているオプションで、今回販売されているのはショップによる直輸入品。ATRIX 4Gも今のところ直輸入品のみが国内販売されている。
この製品は、ノートPCスタイルのATRIX 4G用ドッキングステーション。
見た目はほとんどノートPCで、しかも厚さ13.9mmという薄型設計。ノートPCと違うのは、本体後部には折り畳み式ドックがついていることで、ここにATRIX 4Gを装着することで、ATRIX 4Gの外部ディスプレイ+キーボードとして動作する。
液晶サイズは11.6インチで、ちょうど膝上で使えるサイズ。ATRIX 4G用は比較的しっかり固定されるようになっており、普通に動かした程度では不意に外れたりすることはないようだ。液晶解像度は1,366×768ドットで、動画再生や音声出力も可能。また、拡張用のUSBコネクタや追加のバッテリーも搭載している。
なお、この製品はあくまでも「ドッキングステーション」のため、単体での利用は不可。また、ドッキング時でも通信システムやアプリケーションなどはATRIX 4G側のものを使うことになる。ただし、「日本語表示をする場合、ATRIX 4Gの日本語化とは別に日本語化する必要があるらしい」(ショップ)とのこと。
「タブレットをノートPC化する」という製品はいくつか発売されているが、「スマートフォンをノートPC化する」というコンセプトの製品は珍しい。直輸入品のため、すぐに一般化するスタイルではなさそうだが、スマートフォンをヘビーに活用する、新しいスタイルとして注目できそうだ。
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