ARM系CPUを搭載した小型基板に3.5インチタッチ液晶を組み合わせた製品。標準でLinuxがインストールされており、Linuxをそのままタッチで操作可能。
搭載CPUはSamsung S3C2440A 400MHz(最大533MHz)で、メモリ容量は64MB、フラッシュメモリはNAND 256MB(ストレージ用)、NOR 2MB(BIOS用)。搭載デバイスは、サウンド、USB(ホスト/スレーブ)、LAN、シリアル、SDカードスロット、ユーザーLED/ユーザーボタン、20ピンカメラインターフェイス、PWMビープなど。液晶画面の解像度は320×240ドット。タッチ液晶は感圧式と見られ、付属のスタイラスでも操作可能。
GUIのランチャーを確認すると、エディタ、ビデオ/画像ビュア、音楽プレイヤー、VNCといった実用ソフトや、Mine Hunt、Snake、Asteroidsといったゲーム、さらに、ハードウェア制御ができるとみられる「LEDs」「PWM-Buzzer」といったソフトが確認できた。
メーカーでは「Windows CE/Androidにも対応する」と告知しており、Windows CEについては「付属CDにはインストーラーらしき実行ファイルがあった」(ショップ)とのこと。
付属品はスタイラスや10WのACアダプタ、「JTAG」と書かれたインターフェイスコネクタ、CDなど。
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http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20110521/etc_minibox.html