未発売のGALAXY Tab 10.1が販売中、iPad 2より薄く軽量、Google I/Oの配布品
※(5/25更新)限定品は「3G非対応だった」(ショップ)ことが判明。
iPad 2との比較写真を追加。

なんと、まだ未発売のSAMSUNG製タブレット「GALAXY Tab 10.1」がアキバのショップで販売中だ。

「世界最薄」をうたうことや、ハイスペックなことを特徴とする製品で、販売されているのはGoogle I/Oで配布された限定品。実売価格は119,800円だ(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

●iPad 2よりも薄く、軽量なAndroid 3.0タブレット

この製品は、厚さ8.6mm/重量595gという薄さや軽さを特徴とするAndroid 3.0タブレット。

iPad 2(8.8mm/601~613g)よりも薄く、軽いのはもちろん、1,280×800ドットの10.1インチ液晶ディスプレイや動作クロック1GHzのデュアルコアCPU、300万画素のカメラ、200万画素のサブカメラ、GPS、Bluetooth 2.1+EDR、デジタルコンパス、加速度計、ジャイロコンパス、環境光センサーを搭載。多機能かつハイスペックなのもウリと言える。

スペック上、対応する通信規格は無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n)と3G。ただし、今回の入荷品は「限定品のため、3Gには対応していない」(ショップ)とのこと。3Gに対応する標準モデルでは、21MbpsのHSPA+ 850/900/1900/2100とEDGE/GPRS 850/900/1800/1900が利用可能だ。

●Google I/Oで配布された限定版、3Gは非対応
オークション経由での入荷品

Androidタブレットの注目製品と言えるGALAXY Tab 10.1だが、もう一つ注目できるのは、これが「未発売」なこと。

国内発売の予定がまだ不明なのはもちろん、海外で発売されたという情報も未確認。実はGoogleが5月に開催した開発者向けイベント「Google I/O」の有料参加者むけに配布されたのが唯一だ。

今回販売されているのも、そのGoogle I/Oで配布された限定版で、タブレット背面にドロイド君が入っているなど、なかなか特徴のある仕上がり。型番は「GT-P7510」で、今回入荷した製品のフラッシュメモリ容量は32GB。限定版のため、先述のように3G通信に対応していないという違いもある。

ちなみにこの限定版、そもそも販売用ではないが、同店では「海外のオークションで出品されていたものを発見、競り落として入手した」そう。保証についてはショップが初期不良1週間の独自保証をつけている。技適マークの有無は不明。

入荷経路が入荷経路なだけに、広く一般向け、というわけにはいかないが、機能・性能ともに注目製品であるのもまた事実。いち早く入手したい向きには興味深い動きといえそうだ。


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※上記価格は編集部独自調査によるものです。この価格で販売されることを保証するものではありません。
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