IEEE 802.11n通信時、3本のアンテナで送受信を行なうことで最大450Mbps(理論値)の通信速度を実現したほか、来訪者向けのユニークな「ゲストポート機能」を備えているのが大きな特徴。
ゲストポートは、PCやスマートフォンなどの無線機器に対して、インターネット接続のみを許可する機能。この機能でルータに接続した無線機器は、インターネットには接続できるものの、家庭内ネットワークなどには接続できないため、セキュリティを確立できる。
この機能は、SSIDと認証キーによる接続のほか、Webブラウザから任意のIDとパスワードを入力するだけで接続できるWeb認証に対応しているのも特徴。公衆無線LANのようなスタイルでインターネット接続を提供することができ、来訪者に対して一時的にインターネットを使用させたい場合などに便利。
このほか、BitTorrent対応のクライアント機能、USB HDDなどを接続してNASとして使える簡易NAS機能、USB HDDなどの動画/音楽ファイルなどを配信できるメディアサーバー機能、外出先からUSB HDDなどにアクセスできるWebアクセス機能なども備えている。
本体サイズは縦置き時で幅35×高さ158×奥行き165mm(アンテナとスタンドを除く)。WAN端子は1基、LAN端子は4基(いずれもGigabit Ethernet対応)。また、プリンタやスキャナ、HDDなどを接続できるUSB 2.0ポートを1基備えている。
付属品は縦置き・横置き用スタンド、壁取付け用ネジ、LANケーブル、ACアダプタなど。
なお、11日現在、バッファローWebサイトで公開されている仕様表では「IEEE 802.11aにも対応する」旨書かれている場所も存在するが、外箱やWebで公開中のマニュアルにはそうした内容はなく、おそらく「IEEE 802.11n/g/b対応」が正しいものと思われる。
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