AMD 970は6月上旬にデビューしたAMD 990FXの下位モデル。主な違いは、構成できるビデオカード用PCI Express 2.0 x16スロットの数で、AMD 990FXが最大4基に対し、AMD 970は1基のみとなっている。次世代アーキテクチャ「Bulldozer」を採用するCPU「FX」に対応する点などは両者共通。なお、AMD 9シリーズのラインナップは現在3モデルで、AMD 990FXとAMD 970のほか、PCI Express 2.0 x16スロットを最大2基構成できる中位モデル「AMD 990X」がある。
両者はほぼ共通の仕様で、ヘッダピンタイプのUSB 3.0コネクタとIEEE 1394コネクタの有無が主な違い。搭載するデバイスは8chサウンド、USB 3.0、6Gbps SATA、eSATA、1000Base-T LANなど。スロット数はPCI Express x16×2(x16動作×1、x4動作×1)、PCI Express x1×2、PCI×2、DDR3 DIMM×4。
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