モバイル版Sandy Bridgeのマザーが初登場
モバイル向けSandy Bridgeに対応したSocket G2マザーボードが初登場、IBASEのMini-ITXマザー「MI956」が発売された。

実売価格は39,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。ただし、現時点では対応CPUの店頭販売は未確認。

●Socket G2版Sandy Bridgeが利用可能

MI956はSandy Bridge版のモバイルCore iシリーズに対応したマザーボード。Socket G2タイプのCPUソケットと、これもモバイル向けのIntel QM67 Expressチップセットを搭載し、対応CPUはクロック2.7GHzまでのCore i7/i5/i3などとされている。

搭載スロットはPCI Express x16×1、Mini PCI Express ×1(ハーフサイズ)、SO-DIMM×2(DDR3 800/1066、最大8GB)。主な搭載機能はHDMI、DVI(2基)、Gigabit Ethernet(2基)、6Gbps SATA(2基)、USB 3.0(2基)、7.1チャンネルサウンド。

付属品は専用CPUクーラー、I/Oパネルシールド、SATAケーブル、CD-ROMなど。

●モバイル版Sandy Bridgeは17W/25W/45Wの3段階

なお、モバイルSandy Bridgeは、TDP 45Wの通常版とTDP 17W/25Wの低電圧版があり、通常版の最上位モデルとしてはクアッドコアのCore i7-2820QM(クロック2.3GHz、キャッシュ8MB) が、TDP 17W版の最上位モデルとしてはデュアルコアのCore i7-2677M(クロック1.7GHz、キャッシュ4MB)がラインナップされている。

また、デスクトップPC向けCPUと同じく、GPUのほかTurbo Boost、Hyper-Threadingなどの機能も搭載している。ただし、GPUとしてIntel HD Graphics 3000を搭載するのは一部モデルのみ。

ちなみに、現時点では秋葉原の店頭においてモバイルSandy Bridgeの単品販売は確認されていないが、通販などで入手することは可能なようだ。


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※上記価格は編集部独自調査によるものです。この価格で販売されることを保証するものではありません。
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