また、25日、26日の両日ともメーカーなどによるステージセッションが多数実施予定。
初日となった25日には、IntelやAMD、WesternDigital、GIGABYTEなどが製品アピールを行っている。
●COMPUTEX展示の「アキバ版」?
目立つのはLlanoマザー
まず、全体的な展示内容だが、6月頭のCOMPUTEX TAIPEIから間もない事もあり、概観すると「COMPUTEX TAIPEIの抜粋版」といった風。
中でも目立っていたのがAMDの新APU「Llano」関係のマザーボードで、これはGIGABYTEやASRock、ECSが展示。展示されているマザーボードは製品と遜色ない完成度で、発売が間近いことを連想させる。
ただし、具体的な発売日を告知するメーカーは確認できなかった。
●SSD関連でも展示あり
SSD8台のPCIe-RAIDドライブも予告
Llano以外で興味深かったのはSSD関連。この分野で目立っていたのは、ApricornとOCZだ。
まず、Apricornだが、同社では6月に発売したSSD4台搭載のPCIe-RAIDカード「PCIe Drive Array(BX4312)」の強化版である、8台対応のPCIe-RAIDカード「Velocity Monarch」のパンフレットを配布。
これは外見上「PCIe Drive Array」と大差ないように見えるが、実は2.5インチSSDではなく1.8インチSSDに対応。2台のSSDを重ねて設置するため、合計8台のSSDを設置できるのが特徴という。公称速度はリード最大2.5GB/s、ライト最大2.7GB/s(場所によっては2.3GB/s)とされており、発売は9月、予価は8万円前後とされている。
また、姉妹モデルである1台版「Velocity Solo」(予価6千円前後)やPCI-X版「PXDA」(予価2万円前後)も会場展示されている。
またOCZでは、先日行ったプレス向けイベントと同様の内容を展示。
公称リードが1,500MB/sに向上したというPCI Express-SSDの最新モデル「RevoDrive 3 X2」や、2.5インチHDDベイを搭載、PCIe-SSDでハイブリッドHDDを構築できる「RevoDrive Hybrid」、業務向けで最大リード2,900MB/s、最大ライト2,700MB/sにも及ぶという「Z-Drive R4 88」などが展示されていた。
このほかSSD関連としては、IntelがSSDの換装実演などを実施している。