実売価格は約7,000~12,000円前後(詳細は「今週見つけた新製品」を参照のこと)。このほか、ASRock「A75 Pro4」も近日中に発売予定となっている
ただし、27日(月)時点でAPUは同時発売されず、現時点ではこれらのマザーボードは実質的に使用できない状態。APUは近日中にも発売されると見られるが、現時点ではショップから入荷時期などの詳細はアナウンスされていない。なお、GIGABYTEの製品情報では、未発表のAPU「A8-3800」「A6-3600」シリーズに対応するとされている。
●メインストリーム向け「Fusion」用の新プラットフォーム「FM1」
CPUとGPUを1ダイに搭載
Fusion APU「AMD A」シリーズはCPUとGPUを1ダイに搭載したプロセッサ。これまでに搭載マザーやネットブックなどが発売されているAMD Eシリーズとは異なる単体のプロセッサとなっている。CPUソケットは新形状のSocket FM1。ソケットの中心に、Socket AM3/AM2にはなかった四角い空間があるのが特徴的だ。
●チップセットはUSB 3.0対応のAMD A75
今回登場したマザーボードは、いずれもデスクトップPC向けのAMD A75チップセット(Hudson D3)を搭載。従来のAMD A50M(Hudson M1)などにはなかったUSB 3.0コントローラを搭載しているのが大きな特徴で、さらに従来同様に6Gbps SATAもサポートしている。
対応メモリはDDR3 1333などで、3製品ともオーバークロック設定によりDDR3 1866/1600にも対応している。
I/Oパネル部には、Fusionの内蔵グラフィックス機能を使用できるHDMI、DVI、VGAといった出力端子が装備(A75F-M2はDVI非搭載)。GA-A75M-UD2HにはDisplayPortも搭載されている。
AMD A75チップセットのネイティブサポートにより3製品ともUSB 3.0や6Gbps SATAといった最新インターフェイスを備えているのも特徴。USB 3.0ポートについては、A75 Pro4がI/Oパネル部4基、A75F-M2とGA-A75M-UD2HがI/Oパネル部2基、ピンヘッダ1基(2ポート)を備えている。