今回のCPUは、Socket G2に対応したモバイル向け。Socket G2マザーボードは先週登場したが、対応CPUの店頭販売を確認したのはこれが初めて。CPUはコアがむき出しになっており、クアッドコアのi7がデュアルコアのi5よりもかなり横長に鳴っていることが判別できる。また、リテールパッケージにはCPUクーラーが含まれておらず、これはマザーボード付属品を使うことになる。
Core i7-2720QMの主なスペックは、クロックが通常2.2GHz、Turbo Boost時3.3GHz、キャッシュ容量6MB、TDP 45W。今回確認した製品のS-specは「SR014」。
Core i5-2520Mと2540Mの主なスペックは、クロックが通常2.5GHz(2520M)/2.6GHz(2540M)、Turbo Boost時3.2GHz(2520M)/3.3GHz(2540M)、キャッシュ容量3MB、TDP 35W。今回確認した製品のS-specは「SR048」と「SR044」。
いずれのCPUもGPUを内蔵するほか、Turbo BoostやHyper-Threadingなどの機能も搭載。パッケージの表示では、内蔵GPUは「Intel HD Graphics 3000」とされている。GPUクロックは通常650MHz、最大1.3GHz。
対応マザーとしては、先週発売されたIBASE「MI956」のほか、「7月中旬にSupermicroのMini-ITXマザーX9SCV-Qが入荷する予定」(PC DIY SHOP FreeT)とのこと。
ちなみに、CPUのパッケージには何故か「Socket G1に対応」という旨の記載もあるが、この部分の詳細は不明。ショップでは、あくまでも「Scoket G2対応のCPUとして入荷している」と説明している。
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