Fusion APU「AMD A」シリーズはCPUとGPUを1ダイに搭載したプロセッサ。これまでに搭載マザーやネットブックなどが発売されているAMD Eシリーズとは異なる単体のプロセッサとなっている。CPUソケットは新形状のSocket FM1。ソケットの中心に、Socket AM3/AM2にはなかった四角い空間があるのが特徴。
今回発売されたTA75M+は、AMD A75チップセット(Hudson D3)を搭載。従来のAMD A50M(Hudson M1)などにはなかったUSB 3.0コントローラを搭載しているのが大きな特徴で、さらに従来同様に6Gbps SATAもサポートしている。
対応メモリはDDR3 1333などで、I/OパネルにはFusion APU内蔵ビデオ機能向けの映像出力端子(VGA/DVI/HDMI)も用意されている。
このほかの搭載デバイスは、8chサウンド、1000Base-T LANなど。スロット数はPCI Express x16×2(x16動作×1、x4動作×1)、PCI Express x1×1、PCI×1、DDR3 DIMM×4。
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[撮影協力:パソコンショップ アーク]