ボクたちが愛した、想い出のレトロパソコン・ゲームたち
アーケード版“ゼビウス”の移植が更なる人気を呼んだ「シャープ X1」
2017年4月17日 00:05
想い出のレトロパソコンやゲームを写真とともに振り返る本コーナー。今回紹介するのはシャープが1982年に発売したレトロパソコン「X1」。
X1シリーズといえば、当時のオーディオ機器と同じ幅390mmに合わせたスタイリッシュなデザイン、マイコンでは非常に珍しいローズレッドを含めたカラーバリエーションの採用、インテリジェント機能を備えたハイスピード電磁カセットメカ、そしてゲームセンターで稼働していた「ゼビウス」の良く出来た移植作品が遊べるなど、特徴を語るには困らないパソコンです。
初代機は、ゲームをプレイする際にはほぼ必須といえるG-RAMを別売りにしていましたが、シャープのこのような一連の商売方法をユーザーは“大阪商法”と呼んだとか呼ばなかったとか(笑)。電磁カセットメカのゴムベルト部分が経年で溶けてしまうため、現代で使うには修理が必須なのが若干手間なところです。