ボクたちが愛した、想い出のレトロパソコン・ゲームたち
1981年の発売当時はビジネス向けの機種として登場「NEC PC-8801」
2017年4月10日 00:05
想い出のレトロパソコンやゲームを写真とともに振り返る本コーナー。今回紹介するのはNECが1981年に発売したレトロパソコン「PC-8801」。
1981年12月にPC-8001の兄貴分として登場したPC-8801は、ビジネスマシンとしての活躍が期待されたハードでした。
当時、本体とキーボードが一体になったモデルが多かった中、PC-8801はキーボードがセパレートタイプだったため、ビジネスマシンという肩書きと合わせて高級感溢れて見えたものです。ただし、カーソルキーの配置が不親切で、プログラムを入力するのに使いづらいのが困りました。
1981年から1982年ごろというと、市場にはNECのPC-8001や富士通のFM-8、シャープのMZ-80K2、MZ-80B、日立のベーシックマスターシリーズなどのほか、低価格パソコンとしてPC-6001や松下のJR-100といったハードも登場し始めており、少しずつ群雄割拠の様相を呈してきた時代でした。