eスポーツ ヒーローインタビュー / cogcog選手ほか

試合の注目点

cogcog選手（左）とapaMEN選手（右）

　序盤から中盤、ずっとcogcog選手が狙われていたが、それを耐えきったことで、終盤、チームの力となって大きく勝利に貢献。Apexとしては、ミッドを狙わずトップを狙い続けたことが敗因のひとつであると言える。

　今回は、相手チームの集中攻撃に耐えきったcogcog選手と、終盤の集団戦で活躍したapaMEN選手のインタビューを見てみよう。

――序盤から拮抗した試合でしたが、トップがかなり狙われていましたね。どんな心境でしたか。

[cogcog選手]僕だけげんなりしていました。つらかったです。

――チームから励ましの言葉はありましたか。

[cogcog選手]Rkpさんだけでしたね。あとは鬼でした（笑）。

――最後ダメージ出しまくりでしたけどいかがでしたか。

[apaMEN選手]今日はすごい楽しくゲームできました。

――普段のチームの練習でも楽しむことを重要視されていますか。

[apaMEN選手]ミッドに戻ってからLeague of Legendsが楽しくなって・・・なので楽しむことは大事なのかなと思ってます。

――次の試合の意気込みは。

[cogcog選手]初戦勝てて本当に良かったんでこの調子で2試合目も3試合目も勝てたらと思います。

[apaMEN選手]次も楽しんで勝ちます。

――フラッシュで逃げたとき以外で、まずいと思ったときってありましたか。

[cogcog選手]まずいと思った時しかなかったんで、どの場面かちょっと思い出せないですね。

――二段ジャンプかませたときは、やった、逃げ切れたと思うんですか。

[cogcog選手]にっこりしてますね。

――良いプレイをしたときの励ましの言葉って何かありますか。

[apaMEN]ナイスとかですね、やっぱり。それだけです。

――Hiroki選手が入ってチームワークはいかがですか。

[apaMEN選手]難しい人なんですけど、悪気ない感じなので、良い感じにフィットしている気がします。

――シーズン2の意気込みは。

[cogcog選手]昨シーズンは悔しい思いをしてきたので、今シーズンは1位になれたらと思います。

[apaMEN選手]周り強いチームばかりなので、グランドファイナル出られるように頑張ります。

試合の注目点

Yutapon選手（左）とRokenia選手（右）

　韓国人メンバーRokenia選手の活躍が、勝利に結びついた。

　彼のピックしたチャンピオン「グラガス」は、ガンク（集団戦時のの集中攻撃）時に強いため、あまりコミュニケーションが取れなくても問題ない。集団戦では、Rokenia選手自らの判断でウルト（Ultimate Skill≒強力なスキル）を放って敵を分断、そこへYutapon選手をはじめ味方が合わせて攻撃するという流れをつくった。

　では、中心となって試合を動かしたRokenia選手と、自分の役割をきっちりこなしたYutapon選手の声を聞いてみよう。

――今の試合いかがでしたか。

[Yutapon選手]バンピックの時点で、自分の使ったアーゴットは得意チャンプで、しかも構成もずっと練習してきた構成だったので、序盤から最後までずっと負ける感じはしませんでしたね。

――Rokenia選手はチームに合流してどのくらいですか。

[Rokenia選手]一週間しかたっていません。

――それでもあんなに連携したプレイができたコツは。

[Rokenia選手]短い時間にできるチャンピオンを選ぶように努力しました。

――来週の試合の意気込みは。

――良い流れをつくるコツはありますか。

[Yutapon選手]僕たちには二人のアナリストがいますし、バンピックも考えていただけるので、そのバンピックに合った動きっていうのをちゃんと練習していければそういった流れが簡単に作れるのかなと思います。

――次の意気込みは。

[Rokenia選手]今回のようにやれば、次の週も絶対に負けないという自信があります。

――Yutapon選手から見てRokenia選手はどんな選手ですか。

[Yutapon選手]これほど試合を動かしてくれるジャングラーとプレイしたことがなかったので、本当に自分の支えとなる存在だと思っています。

――それを聞いてどう思いましたか。

[Rokenia選手]うれしいです。日本で最高のミッドとADキャリーがいるチームに合流できて私もうれしいです。

――Rokenia選手から見てYutapon選手はどんな選手ですか。

[Rokenia選手]ADキャリーの中で本当に上手で、育てていった分だけ絶対に死なないような、そんなプレイヤーだと思います。

試合の注目点

Amuse選手（左）とDoad選手（右）

　各自の役割を果たし、全員が連携してまとまったことが逆転勝利の要因。

　具体的にはTOPレーンのAmuse選手、JUNGLEのDoad選手ともに、RabbitFiveのMID（カシオペア/Estelim選手）とADC（シビル/Zerost選手）に圧力をかけ、MIDのtei選手がそこへウルトを当てる。ADCのMMeron選手は前線でのイニシエート（集団戦の開始）を避けつつダメージを与え続け、SUPPORTのDara選手は飛び込んでくるTOPのナー（YutoriMoyashi選手）、SUPPORTのアリスター（Awaker選手）をウルトで分断、といった具合だ。

　この逆転劇は、全選手ともレベルが非常に高かったが、ここではトップのAmuse選手とジャングラーのDoad選手のインタビューを見てみよう。

――前半でRFがすごく試合を押していた中、後半ひっくり返しましたが、何かチームで話していたことであったり、掛け合っていた言葉はありますか。

[Amuse選手]まだ全然勝てるから、ずっとこのまま行こうってお互い話してましたね。みんなひとつにまとまって、ああやって勝てました。

――ヘカリムは普段からずっと練習していたんですか。

[Amuse選手]ソロキューでも今一番使ってて上手くいってるし、一番自信があるチャンピオンだからピックできたのがうれしかったですね。ずっとバンされてたんで、ピックできて勝って当たり前かなって感じですね。

――チームに合流してどれぐらいですか。

[Doad選手]2～3週間ぐらいたちました。

――チームの印象は。

[Doad選手]全員個性が強くて、いたずらっこみたいな雰囲気もちょっとあります。

――Doad選手から見たAmuse選手はどんな選手ですか。

[Doad選手]ゲームを熱心にやる選手で、これから大きく成長していける選手だと思います。

――Amuse選手から見たDoad選手はどんな選手ですか。

[Amuse選手]いっしょにトップをガンクして二人でスノーボールしていけるので、すごい僕と合っていると思います。快適ですね、試合中。

――来週の意気込みは。

[Amuse選手]このままもう全勝します。

[Doad選手]これからも面白い試合をお見せしたいと思いますので、Ozone Rampageの応援をどうぞよろしくお願いします。