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導入が簡単なVPNサービス付きルーター「どこでも日本 VPN」が販売中

海外でも日本に居るときと同じようにWebサービスが利用可能

 海外でも日本国内と同様にWebサービスを利用できるようにするVPNサービス付きルーター「どこでも日本 VPN(MHC-VM1)」がプラネックスコミュニケーションズから発売された。ルーター本体と1年間の接続サービス使用権がセットになっている。

 ツクモパソコン本店IIでは店頭販売が始まっている。価格は税抜き29,800円(税込32,184円)。

海外でも日本に居る時と同じようにWebサービスが利用できるルーター

 どこでも日本 VPNは、5基のRJ-45ポート(WAN×1、LAN×4、100/10Mbps)を備えた有線ルーター。PPTP方式のVPN接続サービスが付属しており、PCやスマートフォンなどの端末でルーターにアクセスすることで、海外でも日本に居るときと同じようにWebサービスを利用できるようになる。

 使用する際は、ルーターを国内(自宅など)に設置し、海外からPPTPでルーターにアクセスする。こうして、国内ルーターを一度経由することで、FacebookやGmailなどのWebサービスの利用が制限されている国や地域でも、サービスが利用可能になる。ルーターに接続したNASなどにもアクセス可能。アクセス可能端末は5台まで。

 また、実効スループットは46Mbpsで、4K動画の配信で推奨される速度(25Mbps)を上回ったとしている。

 簡単に導入できるというのもメリット。製品は、ルーターのVPN設定やサービス契約が済んだ状態で出荷されるため、ユーザー登録とルーターの設置を行ない、後は端末でVPN接続の設定をすれば使用できるという。

 本体サイズ(約)は幅167×高さ28×奥行き110mm。重量は約200g。本体にはUSBポートがあるが「未使用」とされている。付属品はACアダプタ、マニュアルなど。

 なお、2年目以降は、接続サービス使用料金として年間10,000円(税抜き)が発生する。

[撮影協力:ツクモパソコン本店II]