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薄型サーバーケースにも搭載可能なマザー「X99 WS-E」が登場

PLXチップ採用でx16スロットを4本同時使用可能、ASRock製

 PCIe x16スロットを7基備えたASRockのLGA2011-v3マザーボード「X99 WS-E」が発売された。

 マザーボード裏面にあるCPUソケットのバックプレートやネジの高さを3mm以下に納める「Ultra Thin Design」により、省スペースの薄型サーバーケースにも取り付けることが可能という。店頭価格は税込67,824円。

 販売ショップはツクモパソコン本店II

ビデオカード4枚刺しに対応したクリエイター向けワークステーションボード

 X99 WS-Eは、Intel X99チップセットを搭載したE-ATXフォームファクタのLGA2011-v3マザーボード。対応CPUはCore i7やXeon E5-1600/2600 v3、V4ファミリなど。最新のBroadwell-Eにも対応する。

 2015年4月に発売された「X99 WS-E/10G」から10 Gigabit Ethernetを省いたモデルで、NVIDIA Quadroや、AMD FireProといったワークステーション向けのビデオカードをサポート。2基のPLX PEX 8747チップによりPCIe 3.0スロット7本のうち最大4基をx16モードで同時に使用し、4Way CrossFireXや4Way SLIを構築できる。

 スロット数はPCIe x16×7(x16動作は4基まで)、M.2×1、DDR4 DIMM×8(DDR4-3200対応、最大128GB、Xeon使用時はECCサポート可能)。

 主な搭載機能・インターフェイスはGigabit Ethernet×2(Intel I210-AT)、6Gbps SATA×12、SATA Express、eSATA、USB 3.0×8(バックパネル4ポート、内部ピンヘッダ4ポート)、7.1chサウンドなど。

[撮影協力:ツクモパソコン本店II]