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MSIの新型ゲーミングマザーが2モデル、「X99A TOMAHAWK」と「H110M GRENADE」
2016年8月27日 23:55
MSIのX99ゲーミングマザーの新モデル「X99A TOMAHAWK」が発売された。店頭価格は税込36,700円前後。
また、H110を搭載したゲーミングマザーボード「H110M GRENADE」も販売が開始されている。こちらの店頭価格は税込10,400円前後。
販売ショップはパソコンショップ アーク、ドスパラパーツ館。
Arsenal GAMINGシリーズのフラグシップ「TOMAHAWK」のX99マザーボード
X99A TOMAHAWKは、Intel X99チップセットを搭載したATXフォームファクタのLGA2011-v3マザーボードで、Broadwell-EやHaswell-Eに対応している。MSIのゲーム向けマザーボード「Arsenal GAMING」に属する製品で、カラーリングやI/O&オーディオカバーは5月に発売された「X99A GAMING PRO CARBON」と似たデザインとなっている。
コストパフォーマンス重視とされてはいるが、ゲーミングマザーボードとして低負荷で安定性に優れるIntelコントローラを採用したデュアルGbEや、最大32Gbpsの転送速度を持つTurbo M.2、Turbo U.2といったお馴染みの機能を搭載している。また、マザーボード自体はイルミネーション機能を備えていないが、5050規格のLEDストライプを接続し、付属アプリ「Mystic Light」から発光色やパターンをコントロールできる4ピンヘッダを備えている。
このほか、重量のあるビデオカードを装着したことによる破損を防ぐPCI Expressスロット「STEEL ARMOR」や、高品質パーツやEMIシールドにより、スタジオクラスの高音質を実現するというサウンド機能「Audio Boost 3」などを搭載している。
スロット数はPCI Express x16×3(x16/x16/x0、またはx8/x16/x8で動作 ※40レーンCPU使用時)、PCI Express x1×2、DIMM×8(最大128GB、DDR4-3333対応)。主な搭載機能・インターフェイスは1000Base-T LAN×2(Intel I218LM+I210AT)、6Gbps SATA(10基)、SATA Express、M.2、U.2、USB 3.1 Gen2(Type-A×1、Type-C×1、I/Oパネル部)、USB 3.1 Gen1(I/Oパネル部4ポート、フロントピンヘッダ4ポート)、7.1チャンネルサウンドなど。
Arsenal GAMINGシリーズのエントリーモデル「H110M GRENADE」
H110M GRENADEは、Intel H110チップセットを搭載したmicroATXフォームファクタのLGA1151マザーボード。SkylakeコアのCore i3/5/7やPentium、Celeronをサポートしている。
「GRENADE」は去年MSIからLGA1151プラットフォームのラインナップ解説があった際に、「Arsenal GAMING」のエントリーシリーズとして発表はされていたが、国内ではこれまで実際の製品は発売されていなかった。
エントリー向けとはなっているが、安定性の高いIntel製LANコントローラや、最大20GbpsのM.2スロットを備え、基板背面にはLEDによるイルミネーション機能を搭載している。
スロット数はPCI Express x16×1、PCI Express x1×2、DIMM×2(最大32GB、DDR4-2133対応)。主な搭載機能・インターフェイスはHDMI・DVI-D・VGA、1000Base-T LAN×1(Intel I219-V)、6Gbps SATA(4基)、M.2、USB 3.1 Gen1(Type-A×1、Type-C×1、I/Oパネル部、フロントピンヘッダ1ポート)、7.1チャンネルサウンドなど。
[撮影協力:ドスパラパーツ館]