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メモリ4GBのRadeon RX 460カードに新モデル、MSI製

4GB版のRadeon RX 480カードも登場

 4GBメモリを搭載したRadeon RX 460ビデオカードに新モデルが登場、MSIから補助電源不要の「RADEON RX 460 4G OC」が発売された。店頭価格は税込17,064円。

 また、同社からはRadeon RX 480搭載で独自のデュアルファンクーラーを採用した「RADEON RX 480 GAMING X」のメモリ4GBモデルも同時に発売されている。こちらの店頭価格は税込33,458円。

 販売ショップはツクモeX.パソコン館ツクモパソコン本店ドスパラパーツ館パソコンショップ アーク

TDP75Wで補助電源なし、ビデオメモリ4GBの「RADEON RX 460 4G OC」

補助電源なし

 RADEON RX 460 4G OCは、低消費電力がウリのGPU「Radeon RX 460」採用ビデオカード。ビデオメモリを4GB搭載しながら補助電源コネクタがない点が特徴で、外観は9月に発売されたビデオメモリ2GBモデル「RADEON RX 460 2G OC」とほぼ同じとなっている。補助電源の無い4GBメモリのRadeon RX 460カードは、GIGABYTEの「GV-RX460WF2OC-4GD」に続き2製品目。

 コアの動作クロックは最大1,210MHzで、搭載メモリはGDDR5 4GB(データレート7,000MHz)。映像端子はDisplayPort 1.4×1、HDMI 2.0b×1、Dual Link DVI-D×1を備え、2画面までの同時出力が可能。接続バスはPCI Express x8(x16形状)。

 本体サイズは172×117×33mm、クーラーは2スロット占有タイプ。

メモリ半減で低コスト化を計った「RADEON RX 480 GAMING X 4G」

 RADEON RX 480 GAMING X 4Gは、同社のオリジナルクーラー「TWIN FROZR VI」を採用したRadeon RX 480ビデオカード。8月に発売された「Radeon RX 480 GAMING X 8G」のビデオメモリを4GBに半減させたモデルで、メーカーリリースによるとコストを抑え、入手しやすくなったとされている。

 コアクロックはOCモード時が1,316MHz、ゲーミングモード時が1,303MHz、サイレントモード時が1,266MHz(すべてブースト時)。メモリクロックはOCモード時が7,100MHz(8GBモデルは8,100MHz)、ゲーミングモード時とサイレントモード時が7,000MHz(8GBモデルは8,000MHz)となっている。コアクロックは8GBモデルと同じだが、メモリクロックが低下している点は注意したい。

 映像端子はDisplayPort 1.4×2、HDMI 2.0b×2、DL-DVI-D×1。本体サイズは276×140×42mmで2スロットを占有する。補助電源端子は8ピン×1。

[撮影協力:ドスパラパーツ館ツクモパソコン本店]