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長さ約145mmの小型モデルもあり、Pascal世代の「GeForce GTX 1050」が発売
GTX 1050 Tiは計8種類、GTX 1050は計2種類、実売14,850円から
2016年10月25日 22:00
Pascal世代のエントリーGPU「GeForce GTX 1050 Ti」「GeForce GTX 1050」がデビュー、各社から搭載ビデオカードが発売された。
ドスパラパーツ館などでは発売解禁となる25日(火)22時から販売を開始しているほか、その他のショップも26日(水)から販売予定。
今回登場したのは、GeForce GTX 1050 Tiが計8モデル(ASUS×1、Manli×1、MSI×2、Palit×1、ZOTAC×2、玄人志向×1)、GeForce GTX 1050が計2モデル(Palit×1、ZOTAC×1)で、店頭価格は前者が税込18,340~21,580円前後、後者が税込14,850~15,100円前後。
在庫ショップはドスパラパーツ館、ツクモパソコン本店、ツクモeX.パソコン館、パソコンショップ アーク、パソコン工房 秋葉原BUYMORE店、ソフマップ 秋葉原 リユース総合館、ソフマップ 秋葉原 本館。
Pascalアーキテクチャを採用した下位GPU、消費電力は75WでSLIとVRは非対応
GeForce GTX 1050 TiとGTX 1050は、Pascalアーキテクチャを採用したGeForce GTX 10シリーズのGPU。GTX 1060の下位モデルで、GTX 10シリーズにおいて現時点の最も下のグレードとなる。
上位モデルよりパフォーマンスは低いものの、搭載カードが比較的低価格で、かつ消費電力が75Wと低いのがメリット。外部電源コネクタは非搭載で、必要な電力容量は300Wとされている。ただし、SLIとVRは非対応。
NVIDIAは、3~4年前にGTX 650カードなどを購入し、現在のゲームでパフォーマンス不足を感じるユーザーに好適とアピール。カードをGTX 1050 Ti/GTX 1050にアップグレードすることで、現在人気のゲームを60fpsのなめらかさでプレイできるとしている。
GTX 1050 Tiの主なスペックは、CUDAコア数が768、コアクロックがベース1,290MHz、ブースト1,392MHz、対応メモリがGDDR5 4GB。
GTX 1050の主なスペックは、CUDAコア数が640、コアクロックがベース1,354MHz、ブースト1,455MHz、対応メモリがGDDR5 2GB。
共通スペックは、メモリクロックが7Gbps、メモリインターフェースが128bit、最大バンド幅が112GB/s、対応映像端子がDisplayPort 1.4、HDMI 2.0b、デュアルリンクDVI。
長さ約145mmのコンパクトモデルや高冷却クーラー搭載モデルなど多数登場
今回登場したモデルは以下の通り。各社オリジナルクーラーを搭載したモデルで、中でも、長さ約145mmというコンパクト設計のZOTAC「ZT-P10510A-10L」「ZT-P10500A-10L」や、6ピン補助電源端子付きだが、高い冷却性能を備えたMSI「GeForce GTX 1050 Ti GAMING X 4G」、メンテナンスをせずに長期間使用できるという防塵ファンを搭載したASUS「DUAL-GTX1050TI-4G」などが特徴のあるモデルと言える。
GeForce GTX 1050 Ti搭載モデルは8製品
GeForce GTX 1050搭載モデルは2製品
[撮影協力:ツクモeX.パソコン館とツクモパソコン本店とドスパラパーツ館とパソコンショップ アークとパソコン工房 秋葉原BUYMORE店]