小型ゲーミングPCの最高峰、GTX 1080+水冷仕様の「ZBOX MAGNUS EN1080」が発売

　Core i7やGeForce GTX 1080を搭載した小型のゲーミングPCが登場、ZOTACの「ZBOX MAGNUS EN1080」シリーズが国内代理店のアスクから発売された。ZOTACの創業10周年を記念したモデルという。

　ラインナップは、自作キットモデル「ZBOX-EN1080-J」とWindows 10 Home 64bitプリインストールモデル「ZBOX-EN1080-J-W2B」の2種類。

　店頭価格は順に税込282,070円、税込312,000円。販売ショップはパソコンショップ アーク、ドスパラパーツ館、ツクモeX.パソコン館（売り切れ）。

CPUとGPUの冷却にオリジナルの水冷ユニットを採用

　ZBOX MAGNUS EN1080は、幅203×高さ128×奥行き225mmのコンパクトな筐体に、Core i7-6700（4コア/8スレッド、ベース3.4GHz/ブースト4GHz）や、GeForce GTX 1080（GDDR5Xメモリ8GB）を搭載したハイスペックのPC。

　Core i5やGTX 1070を搭載した既存モデル「ZBOX MAGNUS EN1070」などと比べると、高さは増えたものの設置面積はほぼ同じ。アスクによれば、CPUとGPUの冷却にオリジナルの水冷ユニットを用いることで、コンパクトながら高いパフォーマンスに対応できる冷却性能を実現したという。

　フロントには、USB 3.1（Type-A/C各1基）やSDカードスロットなどのインターフェイスのほか、HDMI 2.0が装備。これにより、VRヘッドマウントディスプレイが簡単に接続できるとしている。

　リアには、DisplayPort 1.3（2基）、HDMI 2.0（2基）、Gigabit Ethernet（2基）、USB 3.0（4基）などが装備。DC入力は2基あり、付属の2個のACアダプタで電源を供給する。また、11ac無線LANとBluetooth 4.2も備える。

　メモリスロットはSO-DIMM×2（DDR4-1866/2133、最大32GB）。ストレージインターフェイスはM.2×1（PCIe x4、6Gbps SATA接続）、2.5インチHDD/SSD×1（6Gbps SATA接続）。OSプリインストールモデルでは、8GB DDR4-2133メモリと、120GB M.2 SATA SSD、1TB HDDが装着済み。

　付属品は無線LANアンテナ（2本）、ACアダプタ（2個）、電源ケーブル（2本）など。OSプリインストールモデルにはOSリカバリーDVDも付属する。

[撮影協力:ドスパラパーツ館とパソコンショップ アーク]