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フルHD/タッチ操作対応の15.6型モバイル液晶「On-Lap 1503I」が発売

背面ドックポート搭載でスティックPCと一体化、通常パネルモデルも

 GeChic製モバイル液晶の新たな15.6インチモデルが登場、「On-Lap 1503シリーズ」が国内代理店のテックウインドから発売された。オプションのリアドックを用いてスティックPCを一体化することも可能。

 ラインナップは通常モデル「On-Lap 1503H」とタッチ対応モデル「On-Lap 1503I」の2種類で、価格は順に税込39,800円、税込52,800円。オプションの「Rear Dock」は税込5,979円。このほか、今回は未入荷だが、同社では「HDMI-A/USB-A ドックポートケーブル」も用意している。

 販売ショップはパソコンショップ アーク

本体裏面に独自の拡張ポートを用意、スティック型PCと一体化させることも可能

 On-Lap 1503シリーズは、15.6インチのIPSパネル(1,920×1,080ドット)を採用したディスプレイ。モバイル向けの製品で、USBを電源として使えるほか、携帯時にパネルを保護するカバーや、角度を3段階に設定できるスタンドが付属している。

 新機能として「背面ドックポート」が搭載。本体裏面に独自の拡張ポートが用意されており、ここにオプションの「Rear Dock」を装着することで、スティック型PCのHDMI・USB端子と本体とを同時に接続し、両者を一体化させることができる。同社は「スティック型PCと組み合わせて大型のWindowsタブレットのように使える」と、機能をアピールしている。

 背面ドックポートには、もう1つのオプション「HDMI-A/USB-A ドックポートケーブル」の装着も可能。このケーブルを装着して、映像用のHDMIケーブルと電源用のUSBケーブルを本体裏面にまとめることで、前面から見たときにケーブルが目立たないようにできる。これにより、同社は「デジタルサイネージなどへの応用も期待される」としている。

 液晶パネルの主なスペックは、表示色数26.2万、画素ピッチ0.179mm、輝度300cd/平方メートル(On-Lap 1503Iは250cd/平方メートル)、コントラスト比700:1、視野角160度(水平/垂直)、応答速度12.5ms。表面処理はOn-Lap 1503Hがノングレア、On-Lap 1503Iがグレア。

 本体サイズは幅382×高さ245×奥行き11mm(On-Lap 1503Iは奥行き12mm)。重量はOn-Lap 1503Hが798g、On-Lap 1503Iが1,064g。消費電力は輝度最高時で10W(5V/2A)。

 映像端子はMicro HDMI、VGA(使用時はオプションのVGAケーブルが必要)。ヘッドフォン端子やスピーカー(1W×2)も備える。On-Lap 1503Iのタッチパネルの対応OSはWindows 10。

 付属品はHDMI-Micro HDMIケーブル、USB Type-A-Type-Cケーブル、電源アダプタ、スタンド、保護カバー、ネジセット、マニュアル。On-Lap 1503IにはUSB Type-A延長ケーブルも付属する。

[撮影協力:パソコンショップ アーク]