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10GbE LAN搭載で実売5万円以下の格安マザー「Z270GT9」が登場、BIOSTAR製

しかも256GBのIntel製NVMe SSD付き

(1/27 22:14更新)販売スタート。
初出日時 1/26 11:30

 Intel 10GBASE-T搭載で実売5万円を切る格安のZ270マザーが登場、BIOSTARの「Z270GT9」が発売された。限定特典としてIntel SSD 600pも付属する。

 販売を開始したパソコン工房 秋葉原BUYMORE店パソコンショップ アークの店頭価格は税込49,464円。

Intel製コントローラ「X550-AT」による10GBASE-Tを搭載、さらに256GBのNVMe SSDも付属

 Z270GT9は、Intel Z270チップセットを搭載したATXフォームファクタのLGA1151マザーボード。

 ネットワーク機能として、Intel製コントローラ「X550-AT」による10GBASE-T(10 Gigabit Ethernet)が搭載。10GBASE-T搭載マザーは、サーバー・ワークステーション向けの高価な製品が多いが、Z270GT9は実売価格で5万円を切っており、安価の部類だ。

 ルックス面も重視しており、チェッカーフラッグの模様をプリントしたブラックの基板を採用するほか、I/Oパネル部とサウンド回路部を保護する、光る“アーマー”の「VIVID LED ARMOR」や、テープLEDなどを増設できる電源端子「5050 LED FUN ZONE」を備える。このほか、基板上にタッチ操作対応の電源、リセットボタンなどが用意されている点も特徴。

 さらに、今回確認した製品には、限定特典としてIntel製PCIe M.2 SSD「SSD 600p」の256GBモデルが同梱(マザーに装着済み)。オンラインゲーム「World of Tanks」のプレミアムアカウントも付属している。

 スロット数はPCIe 3.0 x16×6(x16/x8/x4/x4/x4/x4)、DDR4 DIMM×4(DDR4-3600対応、最大64GB)。主な搭載機能・インターフェイスはDisplayPort、HDMI(HDMI 2.0/1.4b各1基)、10 Gigabit Ethernet(Intel X550-AT)、Gigabit Ethernet(Intel I219-V)、6Gbps SATA、U.2、M.2、USB 3.1(Type-A/C各1基)、PS/2、8チャンネルサウンド。

ミドルレンジの「Z270GT6」も登場 2.5インチSATA SDDが付属

付属する240GB SSD。パッケージ表面に「120GB SSD」と記載されているのは間違い

 このほか、同社からはミドルレンジのATXマザーボード「Z270GT6」も発売されている。店頭価格は税込27,864円で、販売ショップはパソコン工房 秋葉原BUYMORE店パソコンショップ アーク。限定特典として240GBの2.5インチSATA SSDが付属している。

 前述のZ270GT9の下位に当たるモデルで、ネットワーク機能は1000Base-T LAN×1になっているほか、対応メモリや搭載デバイス、スロット構成も異なる。スロット数はPCIe x16×1、PCIe x4(x16形状)×2、PCIe x1×4、DDR4 DIMM×4(DDR4-3200対応、最大64GB)。主な搭載機能・インターフェイスはHDMI、DVI-D、1000Base-T LAN(Intel)、6Gbps SATA(6ポート)、U.2ポート×1、M.2(PCIe Gen3 x4)×1、USB 3.0、USB 2.0、8chサウンド。

 独自機能としては、基板上や5050ピンヘッダに接続されたLEDをコントロールする「Vivid LED DJ」や、M.2 SSD用ヒートシンク「M.2 Cooling Protection」などが搭載されている。

[撮影協力:パソコン工房 秋葉原BUYMORE店]