温度上昇で天面が自動で開くゲーミングPCが登場、見た目はPS3風？

　CPU温度が上昇すると自動で天面の蓋が開く機能を備えたスリム型のゲーミングPC「GB-GZ1DTi7-1070-NK-GW」がGIGABYTEから発売された。

　スリム筐体ながら、同社のGeForce GTX 1070搭載カード「GeForce GTX 1070 G1 Gaming 8GB」がそのまま搭載されている点も特徴。店頭価格は税込289,440円で、販売店のパソコンショップ アークでは既に売り切れとなっている。

動作温度の上昇で本体上部の蓋が開くゲーミングPCCore i7-6700K/GeForce GTX 1070搭載

　この製品は、スリム型の筐体にCore i7-6700KやGeForce GTX 1070などを搭載したGIGABYTEのゲーミングPC。

　外観は丸みを帯びた独特なフォルムになっており、どことなく縦置きにした初代PlayStation 3を彷彿させるデザインになっている。

　CPU温度が80℃を超えると天板の蓋が自動で開く機能を搭載、冷却性能を高めることが可能だ。なお、動作温度が低下した際などに自動で閉じる機能は備えていない。

　搭載CPUはCore i7-6700K、マザーボードのチップセットはIntel Z170、メモリはDDR4 SO-DIMM 8GB×2枚、ストレージはSSD 240GB(M.2)、HDD 1TB(2.5インチSATA)。OSはWindows 10 Home 64bitがインストール済み。筐体には同社のGeForce GTX 1070ビデオカード「GeForce GTX 1070 G1 Gaming 8GB」がそのまま搭載されており、VRと4Kへの対応がアピールされている。

　有線ネットワークはQualcomm Atheros Killer E2400 Gigabit LAN、無線ネットワークはIntel Dual Band Wireless-AC 3165NGW(M.2接続 IEEE 802.11ac/b/g/n + Bluetooth4.2対応)を搭載。USB Type-C(Thunderbolt 3/USB 3.1対応)、USB3.1 Type-Aなどの端子も備えている。

　電源容量は400Wで、メーカーによるとCPUのオーバークロック動作も可能という。

[撮影協力:パソコンショップ アーク]