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NECの11acルーターに新モデル「Aterm WG1900HP」が発売

下位のAterm WG1200HP2も

 「3×4アンテナ」でスループットが53%向上するというNEC製11acルーターの新モデル「Aterm WG1900HP(PA-WG1900HP)」が発売された。

 店頭価格は税込14,018円。販売ショップはソフマップ 秋葉原 リユース総合館ツクモパソコン本店

 Aterm WG1900HPは、IEEE 802.11ac/n/a/g/b準拠の無線LANルーター。3ストリームによる通信で、5GHz帯の11acでは最高1,300Mbps、2.4GHz帯の11n(256QAM使用時)では最高600Mbpsの伝送速度に対応する。

 アンテナ数は5GHz、2.4GHzとも送信3本、受信4本(3×4)で、受信用が1本多い。これにより、多くの端末を接続したり、大容量のデータを転送したりしても、高速かつ安定した通信が可能といい、また送受信アンテナが各3本(3×3)の場合と比較して、スループットが最大53%アップする効果があるという。

 このほか、放射効率がアップした超小型の「μSRアンテナ」や、電磁ノイズを最大約25%カットする「μEBG構造」、混雑していない周波数帯(5GHz/2.4GHz)へ各端末を振り分ける機能「バンドステアリング」などが特徴。

 突起部を除いた本体サイズ(約)は幅33×奥行き110×高さ169.5mm。質量は約0.4kg。有線インタフェースのRJ45端子は5基(Gigabit Ethernet、WAN×1、LAN×4)。なお、USB端子は非搭載。

 このほか、2ストリーム(2×2)で最高867Mbps対応の下位モデル「Aterm WG1200HP2(PA-WG1200HP2)」が新たに発売されている。こちらもμSRアンテナ、μEBG構造、バンドステアリングなどが搭載。店頭価格は税込9,158円。

[撮影協力:ソフマップ 秋葉原 リユース総合館]