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他社のパーツと交換できる簡易水冷クーラー「Celsius S36/S24」がデビュー
Fractal Design製、ラジエーターの違いで2モデル
2017年6月9日 22:02
他社製水冷パーツとの組み合わせも可能なFractal Designの水冷CPUクーラー「Celsius」シリーズが発売された。ラジエーターサイズが240mmの「Celsius S24」と、360mmの「Celsius S36」の2モデルで、価格は順に税抜き21,800円(税込23,544円)、税抜き24,800円(税込26,784円)。
販売ショップはツクモパソコン本店、ツクモeX.パソコン館、ドスパラパーツ館、パソコンショップ アーク。
ラジエーターにG1/4インチのフィッティングを採用、他の冷却パーツとの交換が可能
Celsiusは、冷却ヘッドやアルミ製ラジエーター、チューブなどがセットになった、いわゆる簡易タイプのCPU用水冷クーラー。ラジエーターには同社製120mmファン「Dynamic X2 GP-12 PWM」が搭載される。ファンはCelsius S24が2基、Celsius S36が3基。
簡易タイプながら、ラジエーターにG1/4インチのフィッティングが採用されており、他の冷却パーツと交換できるのがメリット。好みのGPU冷却ヘッドなどを、手軽に追加できるとしている。ラジエーターにはファン用の4ピン電源ハブも装備されている(Celsius S24は3基、Celsius S36は4基)。
また、PCパーツとしては長期の5年間保証が付属するのも特徴だ。ただし、ユーザーがパーツの交換を行なった場合は、保証の対象外になるとのこと。
ファンとポンプのコントロールは、最適な冷却効果とノイズレベルのバランスを実現するという「オートモード」と、マニュアル制御の「PWMモード」の2タイプで行なわれる。ファンの回転数は500~2,000rpm、ノイズレベルは32.2dB(最高回転時)。ポンプのノイズレベルは20dB(最高回転時)。
対応CPUソケットはLGA1150/1151/1155/1156/1366/2011/2011v3、Socket AM2/AM2+/AM3/AM3+/AM4/FM1/FM2/FM2+。チューブの長さは400mm。
[撮影協力:ドスパラパーツ館とツクモパソコン本店とツクモeX.パソコン館]