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MSIがCooler MasterのコラボPCケースをイベントで公開、派手なドラゴンロゴ入り

ユーザー体験イベント「MSI FanDay」が開催

 24日(土)にバーリズム 秋葉原電気街店にてMSIの製品体験イベント「MSI FanDay」が開催された。

 ユーザーが実際に製品に触れ、気になる点などがあった際は直接MSIのスタッフから説明を受けられるイベントで、COMPUTEX TAIPEI 2017で発表された製品や、現行の人気モデルなどが触れる状態で展示されたほか、Cooler MasterとのコラボレーションPCケースなども公開された。

MSIのドラゴンのマークが入ったPCケースが近日登場、Cooler Masterとのコラボモデル

 このイベントで初お披露目となったのがCooler Masterとのコラボレーションで製作された新型PCケース。フロントにはMSIのドラゴンのマークがプリントされており、ポイントに赤を使ったブラックカラーのPCケース。

 発売は7月中の予定で、発売当初は、MSI製のマザーボード/CPUクーラー/ビデオカードと、Cooler Master製のPCケース/電源がセットになった状態で販売されるという。LGA2066対応(X299)搭載マザーボードがセットになったモデルと、LGA1151(Intel 200シリーズ)搭載マザーボードがセットになった2シリーズがリリースされる予定とされている。また、セット品発売後にPCケース単体での販売も計画しているという。

 ケースの前面パネルは手前側にひらくことが可能で、高負荷時に冷却性能を上げたい際などに利用できる。この日デモされていたモデルには、Core i7-7700、H270 GAMING M3、GeForce GTX 1070 GAMING X 8Gといったパーツが組み込まれていた。

3DプリンタでカバーをカスタムできるX299マザーや、MSI製ビデオカード最速モデル「Lightning」も展示

 展示品では、交換カバーが付属し、3Dプリンタでカバーを自作することもできる「X299 GAMING PRO CARBON AC」や、MSI製ビデオカードでは最速となるGeForce GTX 1080 Tiを搭載した「GEFORCE GTX 1080 TI LIGHTNING Z」も展示されていた。

 X299 GAMING PRO CARBON ACは標準でゴールドとシルバーの交換カバーが付属。カバー部分は3Dプリンタで自作することが可能で、ユーザーが好みの色に変更できる点が特徴。26日から販売が開始されている。

 GEFORCE GTX 1080 TI LIGHTNING ZはGeForce GTX 1080 Ti搭載カードのOCモデル。コアの動作クロックは最高1,607MHz/ブースト時1,721MHz、メモリの最高動作クロックは11,124MHz。RGB LEDによるイルミネーションに対応している点も特徴。

MSI製ゲーミングノートPCの主力モデルも複数展示

 MSIのゲーミングノートPCもグレード別にモデルが展示されており、操作感を試したり、性能や使い勝手などに関してMSIスタッフに質問することもできた。

 展示されていたのは、GeForce GTX 1080 SLI構成のハイエンドモデル「GT83VR 7RF TITAN SLI」、GeForce GTX 1070を搭載した上位の「GT73VR 7RE TITAN」、薄型でGeForce GTX 1060を搭載する「GS63VR 7RF STEALTH PRO」、エントリークラスでWORLD OF TANKSの柄がプリントされた「GP62M 7REX WORLD OF TANKS EDITION」の4モデル

GT83VR 7RF TITAN SLI
GT73VR 7RE TITAN
GS63VR 7RF STEALTH PRO
GP62M 7REX WORLD OF TANKS EDITION

白いゲーム機風完成品PCやゲーミングデイバイスなども展示

 これらのほか、MSIの小型ゲーミングPC「Trident 3」のホワイトモデル「Trident 3 Arctic」や、Gerforce GTX 1080 SLIなどハイエンド構成も可能な「Aegis Ti3」、その小型モデルにあたる「Aegis X3」も展示されていたほか、曲面ディスプレイやゲーミングデバイスも触れられる状態で展示されていた。

ステージセッションではMSIのマークの説明や、MSI製ゲーミングノートの特徴を解説

 イベントはMSI製品のタッチアンドトライがメインだが、ステージセッションも行われ、MSIの歴史やマークの解説、MSI製ゲーミングノートPCの特徴などが解説された。

 ちなみに、ドラゴンのマークは中国の龍をモチーフにしていると思われがちだが、翼があるので西洋のドラゴンがモチーフといったことも紹介された。