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人気のRyzen向けMini-ITXマザーがASRockからも登場、X370とB350の2種類
11ac無線LANやゲーム向け機能を搭載
2017年7月12日 07:10
Socket AM4に対応したMini-ITXマザーボードが2モデル登場、ASRockから「Fatal1ty X370 Gaming-ITX/ac」と「Fatal1ty AB350 Gaming-ITX/ac」が発売された。
店頭価格は順に税込20,000円前後と税込16,000円前後。販売ショップはツクモeX.パソコン館、ツクモパソコン本店、パソコンショップ アーク、パソコン工房 秋葉原BUYMORE店、ドスパラパーツ館。
Socket AM4に対応したMini-ITXマザーボードはBIOSTARの「X370GTN」「B350GTN」「X370GT3」に続くもの。
Ryzen用で初のゲーミングMini-ITXマザーボード
これらは、ASRockのゲーム向けブランド「Fatal1ty」シリーズに属するMini-ITXマザーボード。Fatal1ty X370 Gaming-ITX/acはX370チップセットを、Fatal1ty AB350 Gaming-ITX/acはB350チップセットを搭載しており、どちらもRyzenシリーズに対応する。
両製品は搭載チップセットを除くとほぼ同じ仕様となっており、対応CPUやメモリについても同じ。違いは無線LANの速度で、どちらも802.11ac対応だが、Fatal1ty AB350 Gaming-ITX/acが最大転送速度433Mbpsなのに対し、Fatal1ty X370 Gaming-ITX/acには2x2対応のダイバーシティアンテナが付属しており、最大転送速度が867Mbpsとなっている。
共通の仕様として、両製品とも1000BASE-T LANとIEEE 802.11ac無線LANにはIntel製コントローラーを採用。USBマウスのポーリングレート制御やマウス・キーボードにマクロ機能を追加できる「F-Stream」や、サウンド機能「Creative Sound Blaster Cinema 3」など、ゲーム向け機能を搭載している。
このほか、基板上のピンヘッダに接続したLEDストリップやAMD純正のLED内蔵CPUクーラーのイルミネーションを制御できる「ASRock RGB LEDユーティリティ」に対応する。
[撮影協力:ツクモパソコン本店]