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人気のRyzen向けMini-ITXマザーがASRockからも登場、X370とB350の2種類

11ac無線LANやゲーム向け機能を搭載

Fatal1ty X370 Gaming-ITX/ac

 Socket AM4に対応したMini-ITXマザーボードが2モデル登場、ASRockから「Fatal1ty X370 Gaming-ITX/ac」と「Fatal1ty AB350 Gaming-ITX/ac」が発売された。

 店頭価格は順に税込20,000円前後と税込16,000円前後。販売ショップはツクモeX.パソコン館ツクモパソコン本店パソコンショップ アークパソコン工房 秋葉原BUYMORE店ドスパラパーツ館

 Socket AM4に対応したMini-ITXマザーボードはBIOSTARの「X370GTN」「B350GTN」「X370GT3」に続くもの。

Ryzen用で初のゲーミングMini-ITXマザーボード

 これらは、ASRockのゲーム向けブランド「Fatal1ty」シリーズに属するMini-ITXマザーボード。Fatal1ty X370 Gaming-ITX/acはX370チップセットを、Fatal1ty AB350 Gaming-ITX/acはB350チップセットを搭載しており、どちらもRyzenシリーズに対応する。

 両製品は搭載チップセットを除くとほぼ同じ仕様となっており、対応CPUやメモリについても同じ。違いは無線LANの速度で、どちらも802.11ac対応だが、Fatal1ty AB350 Gaming-ITX/acが最大転送速度433Mbpsなのに対し、Fatal1ty X370 Gaming-ITX/acには2x2対応のダイバーシティアンテナが付属しており、最大転送速度が867Mbpsとなっている。

I/Oパネル。各インターフェースやスロット類はB350搭載モデルと同じ
拡張スロット周辺。SATAポートは4基
基板裏側。M.2スロットはこちらにある

 共通の仕様として、両製品とも1000BASE-T LANとIEEE 802.11ac無線LANにはIntel製コントローラーを採用。USBマウスのポーリングレート制御やマウス・キーボードにマクロ機能を追加できる「F-Stream」や、サウンド機能「Creative Sound Blaster Cinema 3」など、ゲーム向け機能を搭載している。

 このほか、基板上のピンヘッダに接続したLEDストリップやAMD純正のLED内蔵CPUクーラーのイルミネーションを制御できる「ASRock RGB LEDユーティリティ」に対応する。

Fatal1ty X370 Gaming-ITX/ac
Fatal1ty X370 Gaming-ITX/acの製品パッケージ
無線LAN機能
スペック
Fatal1ty AB350 Gaming-ITX/ac
Fatal1ty AB350 Gaming-ITX/acの製品パッケージ
無線LAN。X370搭載モデルとはアンテナが異なり、転送速度も異なる
スペック。チップセットと無線LANアンテナ以外はX370搭載モデルと変わらない

[撮影協力:ツクモパソコン本店]