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新型Xeon対応のデュアルCPUマザー「Intel S2600STB」が発売
Xeon Silverの最上位モデルも
2017年8月23日 08:05
7月に登場した新型Xeonこと「Xeonスケーラブル・プロセッサ」に対応したデュアルCPUマザーボードが登場、Intel製の「S2600STB」が発売された。店頭価格は税抜き88,000円(税込95,040円)。
また、Xeon Silverシリーズでは最上位となる 「Xeon Silver 4116」も販売が開始されている。こちらの店頭価格は税抜き124,000円(税込133,920円)。
販売ショップはいずれもツクモパソコン本店。
デュアルCPUに対応したサーバー向けマザーボード
S2600STBは、Intel C624チップセットを搭載したLGA3647マザーボード。CPUソケットを2基備えたサーバー向けの製品で、Xeonスケーラブル・プロセッサに対応したデュアルCPUマザーボードが店頭で販売されるのは今回が初めて。
主な仕様は、フォームファクタがSSI EEB、メモリスロットはDDR4 DIMM×16(ECCメモリ対応)、CPUはTDP 205Wのモデルまで対応。また、最大メモリ容量はXeon Platinum・Gold搭載時が1TB、Silver・Bronze搭載時が512GBとなっている。
拡張カードスロットはPCIe x16(Gen3)×3、PCIe x8(Gen3)×3。そのほかの搭載機能・インターフェイスはVGA(Aspeed AST2500BMC)、10 Gigabit Ethernet×2(Intelコントローラ)、M.2、6Gbps SATA、USB 3.0/2.0、COMポートなど。
CPUクーラーは別売りなほか、CPUをCPUクーラーに取り付けるために必要なホルダーが付属していないため、ホルダーが付属しないIntel純正CPUクーラーと組み合わせることはできなくなっている。販売店のツクモパソコン本店では、ホルダーを別途入手できるかどうか確認中としている。
データセンター、ストレージ向けのXeon Silver最上位モデルも発売
このほか、Xeon Silverシリーズの最上位モデル「Xeon Silver 4116」も同時に販売が始まっている。このCPUは、データセンターやクラウドストレージなどの用途向けのモデルで、1システム当たり最大2CPUまでのマルチプロセッサに対応した12コア/24スレッドモデルとなる。
クロックはベース2.1GHz/ターボ時最大3.0GHz、L3キャッシュ16.5MB。対応メモリはDDR4-2400で、TDPは85Wとなっている。CPUクーラーは別売り。
[撮影協力:ツクモパソコン本店]