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「Core i9-7980XE」搭載PCの受注販売がドスパラで開始、18コア/36スレッド

納期は7日、価格は529,980円

 Core Xシリーズの最上位モデルである18コア/36スレッドの「Core i9-7980XE」がついにデビュー、同CPUを搭載したドスパラのゲーミングPC「GALLERIA VZ-X」の販売がスタートした。

 価格は税抜き529,980円(標準構成時、BTO対応)。納期については、直販サイトでは「7日で出荷」とされている。

 Core i9-7980XEはLGA2066対応のハイエンドデスクトップPC向けCPU。LGA2066対応CPUは上位のSkylake-X、下位のKaby Lake-X(いずれも開発コード名)があるが、i9-7980XEは前者のモデル。かつ、Core Xシリーズ最多の18コア/36スレッドを実現した最上位モデルだ。

 主なスペックは、クロックがベース2.6GHz、ターボ時4.2GHz、キャッシュ容量が24.75MB、TDPが165W、対応メモリがDDR4-2666(4チャンネル、最大128GB)、PCIeレーン数が44。

 なお、CPU単品での国内販売時期は未定。現時点で単品で入手可能な最上位モデルは、先月発売された12コア/24スレッドの「Core i9-7920X」。

 GALLERIA VZ-Xは、そのCore i9-7980XEや、GeForce GTX 1080 Tiビデオカード(GDDR5X 11GB)、DDR4メモリ32GB、SSD 512GB、HDD 3TB、Windows 10 Home 64bitなどを搭載したタワー型のゲーム向けPC。

 筐体の冷却システムは、フロント・ボトムから外気を取り込み、リア・トップへ排気するエアフローで、熱だまりの発生を防ぐという。また、筐体は高い剛性を持つといい、重量のあるハイエンドPCパーツを搭載しても、歪みや振動が抑えられるとしている。

 本体サイズは幅207×奥行き520.7×高さ450.2mm。電源容量は800W。BDドライブやSDカードスロットも搭載するほか、USB接続のゲーミングキーボードやレーザーセンサー搭載マウスが付属する。