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VIVE Proの“フルセット版”が発売、新型ベースステーションやコントローラーが付属

価格は162,880円、メーカー保証は2年に

 HTC VIVEの上位モデル「VIVE Pro」の“フルセット版”が登場、ベースステーションやコントローラーも同梱されたモデルが販売中だ。型番は「99HANW009-00」。

 店頭価格は税抜き162,880円。販売ショップはドスパラ秋葉原本店パソコン工房 秋葉原イイヤマストアソフマップAKIBA②号店 パソコン総合館パソコンショップ アーク。各ショップとも入荷はごく少量で、25日(火)時点で売り切れ。次回入荷に関しては「未定」というショップが多い。

SteamVR 2.0に対応したベースステーション 2.0やコントローラーがセットに

 VIVE Proは、単眼1,440×1,600ドットのAMOLEDディスプレイを2基内蔵したVRヘッドマウントディスプレイ。2基を合わせた解像度は2,880×1,600ドットで、従来のVIVE(2,160×1,200ドット)より高解像度化したほか、ヘッドセット本体のフェイスクッションやノーズパッドも改良されている。

ベースステーション対応表

 VIVE Proについては、従来のベースステーションやコントローラーを流用するための「VIVE Pro HMD(アップグレードキット)」が発売済みだが、今回のモデルには、SteamVR 2.0に対応した最新版のベースステーション 2.0とコントローラーが各2個付属。

 ベースステーション 2.0を2個使用した場合、最大で6×6m、最小で1.5×2mの範囲のトラッキングに対応。追加することでトラッキング範囲を拡大することが可能で、その追加用としてベースステーション 2.0単品で販売する予定もあるという(販売時期や価格は未定)。

 なお、ベースステーション 2.0は従来のVIVEやコントローラーなどとの組み合わせでは使用できない。

各モデルの比較表

 パッケージのサイズは575×379×240mm、重量は6.259kg。同梱品の主な内容は、ベースステーション 2.0(2個)、コントローラー(ストラップ付き、2個)、リンクボックス、USB 3.0ケーブル、DisplayPortケーブル。メーカー保証は2年(初代VIVEやVIVE Proアップグレードキットは1年)。

製品パッケージ

[撮影協力:ドスパラ秋葉原本店]