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「ドスパラタブレット」のスペック表示にミス、返品やQuoカードでの補償を告知

液晶はIPSではなくTN

 昨年12月に発売、格安タブレットの人気製品として注目を集めていたドスパラ独自のタブレット「ドスパラタブレット」(A07I-D15A)のスペック表記に誤りがあり、返品の受け付けやQuoカードによる補償が告知されている。

 告知されているのは液晶パネルのタイプ。

 発売時の告知では、視野角が広く高画質なIPS方式を採用するとされていたが、同社が購入者からの指摘をもとに調査したところ、実際には「TN方式を使用した可能性が極めて高い製品が存在する」ことが判明したという。

 同社では、これに対する対応として、購入者からの返品を受け付けるほか、ユーザーが今後も利用する場合、お詫びとしてQuoカード1,000円分を送付するとのこと。またこれを申し込むための告知ページや特設窓口(3月31日まで)も設置、ドスパラ店頭でも問い合わせを受け付けるとしている。

 なお、スペック表記が誤りになった経緯や、判断/発表に至る経緯も同社Webサイトで掲載中。規格書および最終サンプルではIPSだったことや、購入者からの指摘で量産品を調査したところ、第三者機関より「TN液晶である可能性が極めて高い」旨の判断があったこと、製造メーカーとのやりとりなどを明らかにしている。