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R.O.G.初のMini-ITXマザーが発売、縦型VRMでスペース確保

M.2スロットも搭載

(8/31 20:32更新)発売を確認。

 ASUS R.O.G.シリーズ初のMini-ITXモデルが登場、Z87マザーの「MAXIMUS VI IMPACT」が発売された。

 実売価格は29,980円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

R.O.G.初のMini-ITXモデル

縦型VRMを採用
mPCIe Combo II

 ASUSのゲーム・オーバークロック向けブランドであるR.O.G.シリーズの小型マザーとしては、これまでに「MAXIMUS VI GENE」などのmicroATXモデルが発売されているが、Mini-ITXモデルは初めて。

 MAXIMUS VI IMPACTでは、縦型VRMの「Impact Power」を採用することでチョークコイルなどを搭載するスペースを確保。基板面積が少ないMini-ITXマザーながら、ATXモデルと同様の電源回路「Extreme Engine Digi+ III」が実現されているのが特徴だ。

 また、サウンド機能についても、ELNA製のオーディオ用コンデンサなどを搭載した縦型モジュール「SupremeFX Impact」が採用。Mini PCIeスロットとM.2(NGFF)スロットを備えた「mPCIe Combo II」も付属するなど、ATXモデル並みに独自機能が充実している。

 このほか、ゲーム向け機能として、銃声や足音などをレーダー表示するという「Sonic Radar」、オンラインゲーム向きのIntel I217-VチップによるGigabit Ethernet「GameFirst II」なども搭載されている。

 スロット数はPCIe 3.0 x16×1、Mini PCIe 2.0 x1×1、DDR3 DIMM×2(最大16GB)。主な搭載インターフェイス・機能はDisplayPort、HDMI、Gigabit Ethernet、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 4.0/3.0+HS、6Gbps SATA(4ポート、RAID 0/1/5/10)、eSATA、USB 3.0、8チャンネルサウンド。

 なお、ゲーム・オーバークロック向けMini-ITXマザーとしては、EVGAのZ87マザー「Z87 Stinger」も今週発売されている。こちらも実売価格は29,980円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

 こちらには、基板上の2桁の7セグメントLEDでCPU温度を表示するというユニークな機能のほか、Creative製チップによる6チャンネルサウンド「Sound Core3D」や、Intel I217チップによるGigabit Ethernetなどが搭載されている。

[撮影協力:BUY MORE秋葉原本店OVERCLOCK WORKSドスパラパーツ館ツクモパソコン本店オリオスペック]

ASUS MAXIMUS VI IMPACT