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Haswell版NUCが発売、Core i5/i3版の2モデル
(2013/11/12 22:20)
(11/13 20:00更新)マザーボードの写真を追加。
Intelの超小型PC自作キット「NUC」にHaswell版Core i5/i3搭載モデルが登場、Core i5-4250U搭載の「D54250WYK」と、Core i3-4010U搭載の「D34010WYK」が発売された。両モデルの実売価格は、D54250WYKが44,480~46,480円、D34010WYKが34,980~36,480円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
このほか、両キットのマザーボード単体モデル「BLKD54250WYB」「BLKD34010WYB」も発売されている。実売価格は順に41,480円、31,980円。
TDP15WのHaswell版Core i5/i3を搭載、USB 3.0は4ポート装備
IntelのNUC(UCFFフォームファクタ)対応製品については、これまでにIvy BridgeやSandy BridgeベースのCore i5/i3、Celeronを搭載したマザーボードやPC自作キットが発売されているが、今回の製品では省電力版Haswellを採用、TDP15WのCore i5-4250UやCore i3-4010Uが搭載されている。また、USB 3.0ポートの数が合計4ポート(フロント/リア×各2基)に増えたほか、前面にイヤホンジャックが追加されている点も特徴だ。
Core i5-4250Uは、動作クロック1.3GHz(TurboBoost時2.6GHz)、2コア/4スレッド対応で、ビデオ機能にIntel HD Graphics 5000を搭載したCPU。一方、Core i3-4010Uは、動作クロック1.7GHzで、2コア/4スレッド対応のCPU。TurboBoostは非対応で、ビデオ機能はIntel HD Graphics 4400を搭載している。
両モデルともCPU以外の仕様は共通で、主な搭載デバイスは、HDMI、Mini DisplayPort、8chサウンド、1000Base-T LAN、USB 3.0×4(フロント/リア×各2基)、6Gbps SATA×1、Mini PCI Express(フルサイズ/mSATA対応)×1、Mini PCI Express(ハーフサイズ)×1。メモリは1.35V駆動のDDR3-1600/1333 SO-DIMM対応で、スロット数は2基。最大16GBまで増設可能。
付属品は、ACアダプタ(容量65W)、VESAマウントブラケットなど。従来モデルと同様に電源ケーブルは別売り。
ちなみに、パッケージを開けるとテレビCMなどでおなじみのIntelのジングルが電子音で流れるという、ユニークなギミックも用意されている。
[撮影協力:パソコンハウス東映とBUY MORE秋葉原本店とテクノハウス東映]