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筋トレできるマウスが発売、EMS内蔵

 電気刺激で筋肉を強制的に動かす「EMS」とマウスを合体、「デスクワークしながら筋トレできる」とうたう変わり種のワイヤレスマウスが発売された。発売元はサンコーで、製品名は「ワイヤレス筋肉マウス」。

 マウス自体はワイヤレスで、マウスから2つのEMSパッドが伸びる構造。EMSの強弱はマウスのボタンで行える。

 実売価格は5,980円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)

EMS用パッドを2つ接続できるワイヤレスマウス

 EMSとは微弱電流を体に流すことで筋肉を強制的に動かし、結果として筋肉トレーニングになる、というトレーニング器具だが、今回の製品はそのEMSの機能を備えたマウス。

 EMSでは、トレーニングする場所に電流が通るよう、2ヶ所に通電パッドを貼るが今回のマウスでも2枚の通電パッドを貼ることができ、身体の好きな場所を「トレーニング」できる。ケーブル長は148cmで、EMSの刺激の大きさ(10段階)や刺激のパターン(6種類)はマウスのボタンで選択できる。

 刺激のパターンには「マッチョマン」「カタタタキ」「サイレン」「カラータイマー」などと名付けられたものもある。なお、EMSについては「15分以上継続して使わないこと」「医療用電気機器(心臓ペースメーカーなど)を使用している人や、通院/治療中/妊娠中の人は使用しないこと」など、複数の注意点が告知されている。

 また、EMS機能だけなのか、マウス機能もなのかは不明だが、付属マニュアルには「15分で電源が切れる」との表記もある。ちなみにこの製品、外見は5ボタンマウスだが、前述の通り、左右の2ボタンと天面の1ボタンはEMS制御用のため、マウスボタンとしては利用できない模様。

 電源は単四電池2本(別売)で、付属品は通電パッド大×2個、通電パッド小×2個、日本語マニュアルなど。

[撮影協力:サンコーレアモノショップ秋葉原総本店]